暁 〜小説投稿サイト〜
こんな夢はもう嫌だ!
こんな神様はもう嫌だ!
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があったんだけど、何のために俺を異世界に呼んだんだ?」
「ふん!しゃーないわね教えてあげますよ!……実は私のうっかりミスで、魔王が超強くなっちゃって、歴然の勇者達がボコボコにされちゃって、そのまま、魔王が暴れているのよ」
「へー、だから俺を呼ん…ちょっと待てよお前何つった?」
「はー…ったく!じゃあもう一回言うからちゃんと耳の穴かっぽじってよく聞いといてよ!実は、私のうっかりミスで魔王が……」
「お前のせいじゃねーか!」
俺はこんな、能天気な自分のことを神様とか言っちゃってるいたい人に、つい怒鳴ってしまった。
「仕方ないじゃない!人間、一回や二回失敗するんだから!」
「何言ってんだ!お前は、神様だろうが!」
「神様も同じよ!ったく、あー、気分が悪い!さっさと異世界いくわよ!」そう言って怒りながら異世界に行こうとした。いやちょっと待てよ。俺はこのまま丸腰で行くのか?いやいやいや普通は、チート能力みたいなもん貰えるはずだろ。って!もう行こうとしちゃってるよあいつ。早くあいつを止めないと!
「ちょっと待て。なんかくれるものはないのか?アニメやマンガではここでチート能力が貰えるはずなんだけど」
「いるの?」
何こいつ。まるで、なくても大丈夫っしょ、みたいな顔しやがって!
「うん。無いと、魔王退治とかいうレベルじゃないんだけど…」
「仕方ないわね。じゃあ好きなチート能力を希望して。希望したのをあげるから。」
えっマジで好きなの、貰えるのか。何にしよーか。ここは慎重に……そうだ!
「なあ、異世界ってスキルみたいな感じのやつあるのか?」
「あるわよ。」
「よし!じゃあ俺は <スキル作成能力> にするわ」
「なるほどー、良いのにしたわね。ちょっと待って、準備するから」
それから5分後
「はいっ、これが説明書。」
「えっ、どういうこと?」
「いやー、スキル作成能力についてのいろいろな規制があったから」
「へー、そうなんだ。どれどれ」

<スキル作成能力説明書>
1. 強すぎる能力は作成出来ない
2. スキルの強さによってランクがあり、高レベルになるほど、ランクの高いスキルを作成出来る
3. 色々と細かい設定があるが気にしない

「だいたい分かったけど、なんかテキトーだな。」
「そんなことは気にしない!さあ異世界に行こう!」
「いや、ちょっと待てよ」
「何よあんた、いちいちうるさいわね。」
「なんかチュートリアルみたいにお試し出来ないの?」
「ったく…仕方ないわね。特別にランク4までのスキル作らせてあげるわ。感謝しなさい!」
「ありがとうございます!では早速」
何にしようか、超迷うな。出来れば便利なものがいいな。肉体強化にするか?いや魔法反射もいいな……そうだ個人情報ハッキング能力にしよう!これなら相手の
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