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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第四十七話 八神家ののどかな一日
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。ご近所様の眼があるしな」

 俺と主であるはやてに当然却下される。

「うっ、では」
「今度の士郎君との鍛錬までお預けや」

 はやての言葉にがっくりと肩を落とすシグナム。
 
 なのはの朝の鍛錬に付き合わない時や時間が空いた昼間などに我が家の庭にてシグナムとザフィーラと鍛錬をしはじめて思った事だが、シグナムはかなりのバトルジャンキーである。
 自己の向上が楽しいというよりは誰かと剣を交えるのが楽しいのかもしれないが。

 まあ、とりあえずは鍛練用の武器のお披露目はここまでだな。

「私も近いうちにシグナム達と士郎君の鍛錬は見せてもらうとして、丁度いい時間やしお昼にしようか。
 士郎君、なんか食べたいのあるか?」
「そうだな。なんでもいいが」
「あはは、それが一番悩むんやけどな」

 はやての言うとおりだ。
 かといってはやて家の材料になにがあるか俺はわからないので

「なら一緒に作るか?」
「お、いいな。
 なら冷蔵庫の中見て献立きめよ」

 で二人して冷蔵庫の中身と睨めっこする。

「夏やからあんまり食材を買いだめしとらんのが裏目に出たな。
 作れるメニューが結構限られてまうな」
「だな。だが仕方がないだろう。
 この時期はどうしても食材が傷みやすいからな」
「士郎君は今日の夜は?」

 はやての言葉にざっと予定を考えるが、特に作業が途中のモノもない。
 霊脈に関しては淀みが出来ていて、いまだ手につけていないのはゲイ・ボルクを使用した街中のみ。
 ここに関しては魔導師の結界の方が便利がいいのでテスタロッサ一家に手伝ってもらうとして現在は最低限の事しかしていない。
 そしてバイト関係は当然ないので

「特に予定はないぞ」
「なら一緒に買い物行って、夕飯は豪勢にしよ。
 お昼は今から買い物行くのもなんやから簡単なもので、その埋め合わせは士郎君のアイスに期待や」

 一気にアイスの役割が大きくなった。
 それにはやての家での夕食も久々だな。
 手が抜けないな。
 勿論お昼も手を抜く気はないのだが

「そうだな。ならお昼は……ひき肉と鮭があるか」

 それ以外にも卵やキュウリ、レタスなどもあるか。

「あとはお素麺やね。
 うちがお素麺とひき肉を使ってええか?」
「……なるほど。
 なら鮭を使わせてもらうか。
 ご飯は?」
「十分あるよ」

 お互いが使う材料でおおよそ何を作るかは予測はつく。
 
「では」
「ほな」
「「調理開始 (や)!」」

 で完成したのが
 はやて作、そうめんの肉味噌のせ。
 さらに肉味噌の周りにはキュウリを薄切りにして載せてアクセントにしている。
 そして、俺作、鮭&レタスチャーハン。
 卵と絡め
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