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Fate/magic girl−錬鉄の弓兵と魔法少女−
A's編
第四十七話 八神家ののどかな一日
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いか?」
「ああ、勿論」
なんで一緒に鍛錬するちゅう返事になるんやろ。
しかも返事からして士郎君も普段からしとるみたいやし。
ザフィーラまで乗り気やし。
ということで現在、我が家で一番士郎君と接点が多いのがシグナムとザフィーラの二人。
ちなみにヴィータとシャマルは
「いざとなったら動けるから問題ねえ」
「私は前線向きではないから」
らしい。
そして、本日は士郎君が家に来る日
洗濯物干して、部屋の片付けしてちゃんとお出迎えの準備せんと
でもその前に
「シャマル、盛り付けお願いできるか?」
「は〜い」
「私も手伝います」
「おう」
ザフィーラも無言で頷く。
私の呼びかけにすぐに手伝いを申し出てくれる四人。
私の家族。
その光景がうれしくて顔がにやけてしまう。
さて朝ご飯をしっかり食べて今日も暑くなりそうやけど一日元気に行かんとな。
side グレアム
「闇の書の方はどうだ?」
「守護騎士達の存在確認はできました。
海鳴の結界に関しても海鳴内で魔力を行使しなければほとんど気がつかれる事はないと思います」
闇の書が目覚めたか。
それよりもありがたいのが海鳴の結界だ。
魔力を持った者が街に入った時点で何らかの反応があるのも考えたが、アリアの話では海鳴の外で猫の姿になり、海鳴に入り、海鳴内で魔法を使用しなければ衛宮士郎がこちらに気がついた様子はないらしい。
だがよく考えれば当然か。
一つの街に結界を張り見張るといっても限界がある。
あの世界は私や先のジュエルシード事件の協力者である高町なのはのように稀に生まれつき魔力資質が高い人がいる。
魔法に出会ってこそいないが魔力資質高い人や魔法を使うほどではなくても魔力を持っている人がいてもおかしくない。
過去の歴史の中で魔法技術が衰退したと推測される世界だ。
もしかすれば僅かでも魔力を持っている人は比較的多いのかもしれない。
そしてそんなものに一つ一つ反応していては管理局でも情報量が多すぎてデータベースがパンクする。
恐らくは海鳴の結界は一定以上の魔力を感知するものなのだろう。
あまり油断は出来ないが魔法を一切使用しなければ侵入はばれる心配は低いと考えても大丈夫だろう。
もっとも感知するラインがどこなのかがわからないので念話すら使えないという問題はあるが
「あとあまりよくない情報が」
「よくない情報?」
「闇の書の主八神はやて、守護騎士達と魔術師衛宮士郎が接触してるようです」
「なに?」
確かに想定外の事態だ。
だがなぜ? いやこの場合は当然というべきか。
闇の書が目覚めたときに発生した魔
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