第1話 未知なる世界
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と変わらん。出力は10分の1程度だがな。》
攻撃をかわしながら、腰元のラアム・ショットガンを取り外し、サイズ形態に変形させる。
「Z・Oサイズ!!」
ゾル・オリハルコニウム製の刀身で、相手の攻撃を受け止める。
「くっ!」
速いといえば速いが・・捉えきれない程ではない!
「エンゲージ!行け、ガンスレイヴ!!」
《ガンスレイヴ、リフトオフ。》
6基のガンスレイヴが敵に殺到する。
オールレンジの粒子弾だ。これは交わしきれまい!
「キャア!」「ちくしょう!」
双方共にバリアらしきもので防いではいるが、時間の問題だろう。
《ここは一気に決めてしまった方が良いな。》
「どんな奥の手を持っているか、解らないからか?」
《そういう事だ。》
直ぐに決断し、距離を取りながら、背中のバレルを前方に展開した。
「出力調整50%。」
《出力調整完了。》
「狙いはもうついている!メス・アッシャー、発射!!」
ギュオォォオォォォォォォォォン!
「キャア―――!」
本来の巨大重力圏につなぐワームホールを発生させない程度にギリギリの出力で発射したメスアッシャーが、
2人のバリアを貫通しある程度のダメージを与える事が出来た様だ。
直撃を受けた少女は気絶し、赤毛の女に肩を借りて離脱していった。
「ちくしょう!!覚えてろ!!」
「それで?そこのお前はどうするんだ?」
ビクゥ!
もう1人、少し離れた位置でこちらと窺っていた、ツインテールの少女はあからさまに動揺していた。
「そちらから攻撃の意思を見せない限り、こちらからは攻撃しないから安心しろ。」
「う、うん。」
まだ多少怖がりながらも、信用してくれたようだ。素直な子だな。
「聞きたい事があるのだろうが、今日はもう遅い。明日、昼の12時にこちらからお前に会いに行くから、もう帰ると良い。」
ツインテールの少女は最初になんで解るの?といった顔になり、そして嬉しそうな顔に変化した。
「私の名前は高町なのは。なのはって呼んで!」
「そういえば、まだ名乗ってなかったな。俺はクォヴレー・ゴードンだ。」
「じゃあ、明日ね!絶対だよ?」
「分かった。約束だ。」
なのはと名乗った少女は、もう一度嬉しそうな顔をした後、夕日の中を飛翔して帰っていった。
なのはの後ろ姿が見えなくなった所で、俺達は合体を解いた。
《さて、私達も移動するか。今夜の寝床も捜さなくてはならんしな。》
「そうだな。しかし、その姿は何とかならないのか?目立ち過ぎる。」
《そうだな・・・これでどうだ?》
そう言うとアストラナガンの姿が三角錐のペンダントに変
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