番外編 星雲特警ユアルク
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、そうかな。環境汚染が進んでしまったこの星でも、星空は美しかった」
「そうか。……ならばその美しさを守るのも、我々の仕事だ。――行くぞデューネ」
「あぁ――行こう、ユアルク」
将軍と別れ、大型宇宙船に乗り込む直前。ふと足を止めたデューネは、最後に目に焼き付けるかのように――その瞳に、東京の空を映していた。
だが、それから間も無く迷いを断ち切るように。彼女は踵を返し、蒼海将軍に続いて船へ乗り込んで行く。
そして、飛び去っていく自分達に手を振る、幼い子供達に微笑みかけながら。宇宙からの使者達は、この星から姿を消した。
その子供達の1人――火鷹吾?に課せられた運命など、知る由もなく。
――この後。
ユアルク達を見送った将軍は世界各地を復興させ、人類統合軍を前身とする新組織「地球守備軍」を創設。その初代長官に就任し、退役後も政府高官として組織に関わり続けていた。
やがて、ドゥクナス星人との抗争から30年後。シルディアス星人の襲撃を受け、地球守備軍が撃退された際は――マスコミのバッシングに耐え忍びながら、被災者の救援に奔走。老いた身を押してシルディアス星人の凶戦士達に立ち向かい、幾人もの幹部格を討ち取っていた英雄――光楯の担い手も、彼と共に走り続けていた。
その尽力そのものが、実を結ぶことはなかったが――彼という存在は、「シルディアス星人の災厄」から5年の歳月を経て。
宇宙からの帰還兵だった少年にとって、かけがえのないものになるのだった。
◇
そして――21世紀の後半に差し掛かる、今から3年後の未来。無機有機合成生命体を率いる悪の組織「黒い月」の侵攻が始まる、戦乱の世。
「空の戦士・電光レッドッ!」
人類はまだ、完全な平和を手にしてはいなかった。
「海の戦士・電光ブルーッ!」
だが、それでも彼らは立ち上がる。
「陸の戦士・電光グリーンッ!」
機竜が。ゲオルギウスが。生態強化兵士が。宇宙刑事が。星雲特警が。人々が守り抜いてきた、この世界を救い――未来を紡ぐために。
「特務部隊・電光ッ! 状況……開始ッ!」
そして――「彼」の姪である真弓嵐は、後に結成される「特務部隊電光」の部隊長付秘書官に就任。
叔父と同様に、地球の為に戦う若者達を支えて行くこととなる。
◇
――20XX年、現在。
5年前の災厄以来、異星人の侵略を受けることなく復興を続けてきた地球は、かつての平和を取り戻しつつあった。
街を行き交う人々は皆、5年前の災厄を過去のものとし、平穏な毎日を
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