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星雲特警ヘイデリオン
番外編 帝王は暁を仰ぐ
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つ光刃剣を手にした。
 ――「暁」の鎧を纏う、ヒトを捨てたあの男。彼と同じ匂いを持つ、赤い鋼鉄の戦士を見据えて。本能に生きるシルディアス星人の頂点は、光の剣を振りかざす。

「アカツキ? ――違う」

 だが。そんな帝王と相対する、長身の少年は――彼の言葉を否定する。
 そして、蒼く輝く光刃剣を引き抜いて――長きに渡るシルディアス星人との戦いに、幕を下ろそうとしていた。

「オレは……ヘイデリオン。――星雲特警ヘイデリオンだ」

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