第七章 C.D.の計略
強烈な一撃
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ーである。
抑え込まれているとはいえ、カブトとガタックに埋め込まれ、なおも存在する全ワーム攻撃システム「赤い靴」の対策として開発された。
開発に携わったワームは一人(幡鎌 人・マンティスワーム)を残して全滅。
こうしてマンティスのライダーシステムは冠木の手に渡ってしまう。
ゼクターの形はホッパー系統と同じように側面をこちらに向けるようにスライド。
鎌部分を折り畳み、胴体部に押し込むことでキャストオフ。必殺技のスリータップは反り返った腹部を三度押し込む。
武装は、鎌状武器ツインスライサー。
形状は大鎌であり、柄の上下に刃が取り付けられている。
マスクドフォームは、武器も何も使えない徒手空拳。
ライダーフォームはツインスライサーを使っての斬撃が主な攻撃となる。
徒手空拳、と言っても、マスクドフォームは基本的に耐えることしかできない。
これは、システムの暴走したカブト及びガタックから「守る」ためのものという設計思想からくるもの。
そのダメージが一定を超えた時点でライダーフォームへの移行承認が降りる(相手がクロックアップなどの、マスクドフォームでは手に負えない能力を行使した場合はこの限りではない)
必殺技は、鎌状のエネルギーで敵を蹴り裂くライダーキック(後ろ回し蹴り)と、ツインスライサーで敵を切り裂くライダースラッシュ。
そして、ツインスライサーツインモードで敵の両肩を抑え込んで捕獲、クラッシャーで噛み付いて敵にエネルギーを送り込み吸収、若しくは破壊するライダークラッシュ。
ガタックから奪ったハイパーゼクターを使用し、さらにはマンティスワーム(幡鎌)を吸収して自らの力を絶対的なものとする。
冠木はネイティブですら下に見ており、その下に人類が存在すると考えている。
同時に、ライダーシステムはネイティブのものであり、決して人類が所持していていいものではないと思っているため、その奪取のために動き始めた。
最下層の奴隷として人類の価値は認めている。
これはネイティブが反旗を翻さぬよう、さらに下の存在を必要としたため(かつてそうだったように、ネイティブワームが数で攻めて来たら勝てないことを知っている)
とどのつまり、彼にとって人類は、何人集まり反旗を翻そうとも、脅威にはなりえないということである。
元々ライダーシステムの最高傑作であるカブトとガタックを止めるためのシステム故に、そのスペックは過去最高。単純な徒手空拳一発で軽い必殺技程の威力がある(単純攻撃力でカブトのライダーキックの2/3程)
ただしその強大なスペックの反面、使用できるネイティブは限られている。
並のネイティブでは、変身はできるがその後の副作用で死に至ることがある(最低でも蛹
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