第七章 C.D.の計略
強烈な一撃
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の先端が輝きだす。
再びばら撒かれようとするオルフェノクエネルギー。
それを止めようとするファイズだが
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その光景を、少し遠くのビルから見ている男がいた。
耳に携帯を当て、連絡を取ってからよっし!と声を上げて肩を回す。
そして、その手に溜めこんだエネルギーが水となって、さらに周囲の水分をもかき集めて回転していく。
「スクエア。お前バカだが、なかなかいい線いってるよ。だけどな――――」
手に溜まった水を、螺旋回転させて一気に投げ放つ。
砲撃ともいえるその水流は、男のいたビルの屋上から少し拝借したコンクリートなどの欠片を含み、猛烈な勢いで標的へと向かっていく。
「――――だけどまあ、早すぎたな。今はだめだ」
そう言って、放つだけ放ってその場を後にする。
そして
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そして、どこからか飛来してきた水流にスクエアが打たれてタワーから弾き落とされる。
ファイズはそれに驚愕するも、勝機とみて一気にタワーを駆け下りた。
一方、手を放して落ちたスクエアはタワーの斜面を滑り落ちていた。
このままでは、ファイズに追いつかれる。
だが自分にはあの能力がある。即座に対応して、カウンターすることができる―――!!
「だが、無駄だ」
「はっ!?」
しかし、そこに背後から声がした。
ハイパークロックアップで時間を飛び越え、何の家庭もなく突如としてこの空間に姿を現したカブトは、スクエアの自動反撃機能を完全に上回る初動の差で空中へと放り投げのだ。
「な!!」
先ほどのように、ジャンプや自ら手を放しての空中ではない。
こうなってしまえば、もはや空中での自由な動きは不可能だ。
「よし」
「いくか」
横を見ると、ドラゴンワームが地上に向かって落下していっている。
だがそれを気にするでの無く、二人はツールを操作して最大の力を溜めこんだ。
《MAXIMUM RIDER POWER》《1、2、3》
「ハイパー、キック・・・!!」
《RIDER KICK》
ピ、ピ、ピ、ピ《5、5、3、2》
《EXCEED CHEARGE》
「ハァぁああああ!!」
「だァァアアアア!!」
「ま、待ってくれよ!!あんたらだってオルフェノクだろ?なんでそんな人間の味方してんだよ!!」
「聞く耳!!」
「持つか!!!」
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