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提督はBarにいる。
変わり揚げでマンネリ脱出?・その2
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な大きさに切られたフライを1切れ摘まんで口に放り込む。サクサクの衣を噛み砕けば、途端に広がるのはサーモンの脂の旨味とアボカドのクリーミーさ、そこにタルタルソースの具として入れられた玉ねぎの辛味とレモンの酸味がアクセントになり、絶妙なコンビネーションを魅せる。

「うん、美味い」

 俺が普通に食べているのに安心したのか、天龍も普通に箸を伸ばす。

「おっ、マジで美味い!これならビールってよりスパークリングワインとか、そっちでもイケそうだな!」

 気に入ってもらえたようで何より。ならもう一丁、魚のフライを出すとしますかね。






《和風サルサで食べよう!鰹のチーズ挟みフライ》※分量2人前

・鰹(刺身用):1サク

・スライスチーズ:3枚くらい

・小麦粉:適量

・卵:1個

・パン粉:適量

(和風サルサソース)

・トマト:1/2個

・玉ねぎ:1/4個

・生姜:1片

・ポン酢:大さじ1

・オリーブオイル:大さじ1



 さて、作っていこう。今回使う鰹も刺身用の物だ。……まぁ、鰹の身なんてタタキ用か刺身用、もしくは鰹節の状態でしかほとんど見ないけどな。先に他の物を下準備してしまおう。

 スライスチーズは正方形になるように4等分し、トマトは1cm角にカット。玉ねぎはみじん切りにして、生姜はすりおろしておく。

 鰹の身を2cmの厚みにカットして、厚みの半分の所に切れ込みを入れる。そこにスライスチーズを挟み、小麦粉、卵、パン粉で衣を付ける。

 揚げる前に和風サルサソースを仕上げるぞ。ポン酢、オリーブオイル、刻んだトマトと玉ねぎ、すりおろした生姜を加えてよく混ぜる。この時、トマトを軽く潰すように混ぜるとよく馴染んで美味しくなるぞ。普通のサルサソースならポン酢じゃなくてバルサミコやワインビネガーを使い、唐辛子なんかも入ってくるんだろうが、今回は辛さ控え目の和風サルサだ。辛さよりも旨味重視で、魚のフライにも合うがサッと茹でた牛の薄切りにかけたり、茹でたシーフードの入ったサラダ、冷奴なんかにも合うぞ。割と万能ソースなので試してみて欲しい。

 フライパンに油を深さ3cm程になるまで入れて、170℃まで熱する。油が十分に温まったら衣を付けた鰹を油に入れ、揚げ焼きにしていく。揚げ具合は衣が狐色になればOKだ。油から上げても余熱で火が入るし、何よりさっきのサーモンフライ同様刺身用の鰹だからな。生でも問題ない。

 しっかりと油が切れたら、千切りキャベツやカットレモンを添え、和風サルサを器に入れて添えれば完成。




「ほいさ、もう一丁魚のフライだ。『鰹のチーズ挟みフライ』だ。添えてあるサルサソースで召し上がれ」

 今度は疑う様子もなく
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