第百三十五話 餓鬼その十
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剣道していた人だね」
「そうだ、だが剣の心なぞだ」
留美さんは軽蔑しきった目で僕に話した。
「全くなかった」
「それはよくわかるよ」
「卑怯で卑劣だったが」
「そうした奴はだね」
「餓鬼になるだろうか」
「少なくとも碌な奴にならないね」
このことは絶対だと思った。
「そいつは」
「高校は違うがそう思う」
「高校でも嫌われているだろうね」
「聞いたところ有名な嫌われものらしい」
「ああ、やっぱり」
「高校でもな」
「そいつ僕達の同級生だと思うけれど」
聞いてそう思った。
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