第二章
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「それは大変だ!」
「ナゾー博士は絶対にやるぞ!」
「魔人は嘘を言わない」
悪事はしますがそうしたことはしません、魔人達は誇り高いの嘘等は決して言うことがないのです。
皆このことを知っているからです、ナゾー博士が金沢城を本気で破壊しようとしていることを理解しました。
それは首相も同じでした、首相はナゾー博士の宣言を聞いてすぐに動きました。
「すぐに金沢城防衛の戦力を集結させよう」
「そしてナゾー博士をですね」
「あの博士を」
「そうだ、出来るならだ」
首相は周りの人達に言うのでした。
「ナゾー博士も倒すことだ」
「では陸海空の自衛隊を集めましょう」
「即座に」
「そうしよう、陸も海も空も展開させよう」
自衛隊をというのです。
「そして城を守り博士を倒そう」
「わかりました」
自衛隊の人達は首相の命令を受けてすぐに金沢城とその周りに集結しました、そうしてです。
ナゾー博士が予告した時間が来ました、すると空に無数の小型のUFOが展開していました。そのUFO達を見て自衛隊の人達はわかりました。
「あのUFO達で金沢城を破壊するのか」
「そのつもりか」
「ならあのUFO達を攻撃だ!」
「全機撃墜しろ!」
すぐに戦闘機が動き海からはイージス艦や他の護衛艦達からミサイルが放たれました、陸からも対空砲それにミサイルも放たれました。
そのミサイルや機関砲はUFO達に命中しそうして多くのUFO達が撃墜されていきます、そうして金沢城を必死に守りますが。
小型のUFO達の他に巨大なUFOまで来ました、そのUFOを映像で見て首相は驚愕しました。
「まずい、これは」
「はい、小型のUFO達への迎撃で手が一杯です」
「あのUFOまでは手が回りません」
「しかしあの巨大UFOを倒さねば」
「そうしなければ」
「そうだ、しかし」
首相はわかっていました、そこに展開している戦力は集められるだけ集めていました。それで何とかUFO達を迎え撃っていました。
しかしそこで新たに出てきた巨大UFOについてはです、どうしてもです。
手が回りません、それでなのでした。
巨大UFOの攻撃にどうしようもないと思っていました、ですが。
「ハハハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
突如として高笑いが聞こえてきました、そしてです。
その高笑いを聞いてです、首相も日本の誰もが驚きました。
「!?あの笑い声は!」
「黄金バット!」
「間違いない!」
「黄金バットだ!」
見れば金沢城本丸の最も大きな櫓の屋根に黄金バットがいました、黄金バットはマントをたなびかせ両手を腰にやって仁王立ちしていました。
その黄金バットを見てです、誰もが言いました。
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