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緋弾のアリア ~とある武偵の活動録~
~Emergency cohabitation……! ?~
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下からひょっこり顔を出した(本物の)白雪がグリーンティータイムを提案してきた。
…まぁ良いだろう。たまには(グリーン)ティータイムも。
だがお茶って辺り、やっぱり大和撫子だな。

「ありがとう白雪。さすが良妻賢母のタマゴさんだね」

キンジのこの声のトーンに口調…なってる……!HSSに!
っていうか俺の変声術でなったのか…そんなに上手くないんだが………キンジホモ疑惑。

「……ふぇ?どうしたのキンちゃん?」

いきなりの変化に、白雪もびっくりしてる。

「別にどうもしないさ。それより、早く行こうか。こんな可憐で美しい子を待たせるのは―男として罪だからね」

パチン。とウインクまでしてる。
なるほど。HSSになるとキザっぽく、かつ紳士的な態度を女にとるのか。コイツのあだ名が女たらしの意味が分かった気がする。

っていうか俺……おいてけぼり?

「ただいまー」

玄関のドアが開閉する音が聞こえ、アリアの声がした 。
そういえばアリア、どこか出掛けてたな。どーりで静かだったワケだ。

「おかえり。で……どこ行ってた?」

俺は廊下に出て、アリアに話しかける。

「これよ」

ちゃりん。とポケットから取り出したのは……手錠?

「対能力者用の手錠。買ってきたの」

「魔剣逮捕用ってワケか。仕事サボってるのかと思ったぞ?」

「そんなことあたしはしない。それに―レキにも手伝ってもらってるわ」

とうとう他人を巻き込んだぞ、この貴族。

「遠隔から部屋を守らせてるの。っても腕の時間貸し(パートタイム)だけどね。あの子、狙撃競技の日本代表でアドシアードに出るから忙しいんだって」

やっぱり出るのか……ってか日本代表て。凄いな。

「それに狙撃手は基本ボディーガードは合わないの。だからあたしたちがキチンとしなきゃ! 」

妙に張り切ってるなぁ。アリア。

「ふぅん……そう言えばアリア。何でいきなりボディーガードをやるとか言い出したんだ? 」

わざわざ聞かなくても大体想像はつくが。
恐らく…イ・ウーのメンバーとか、アリアの母―神崎かなえさんに冤罪を着せた内の1人とかだろう。

すると、パチン。パチ、パチッ。瞬き信号(ウインキング・タップ)をしてきた。

デュランダル ノ トウチョウ キケン―?

アリアは俺の耳元に口を寄せ、無声音で話しかけてきた。

「アンタ、分かっていながら聞いてるんだと思うけど……一応言っておくわね。魔剣は、あたしのママに冤罪を着せている内の1人なの。魔剣を逮捕出来れば、ママの刑が635年まで減刑出来るし、上手くいけば―最高裁の差戻審も勝ち取れるかもしれない 」

…やはりか。
どうりで魔剣と聞いたとたん、人が変わったようになっ
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