~Emergency cohabitation……! ?~
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いといて。
「あのね、武藤君。私―あっk……如月君のお部屋に遠山君と住むことにしたんだ!」
「―彩斗の部屋に!?キンジも一緒にか!?」
「1つだけ言っておく。これは仕事だ。白雪のボディーガードに頼まれてな……彩斗と俺、アリアで請け負うことになった―言いふらすなよ?」
説明サンキュー、キンジ。
「……じゃあ、荷物運ぶぞ?あと武藤、手伝ってくれてありがとな。これはせめてもの気持ちだ」
と言って、俺はポケットから10円を取りだし、武藤に手渡す。
「えぇ!?10円ガムしか買えないじゃねえかよっ!」
なんて言うヤツは放っておいて。
俺は荷台から積んである布団を家へと運ぶ。
――――――30分後――――――
「ふぅ……終わった」
俺・キンジで白雪の私物を部屋に運び終え―設置も完了した。因みに俺の部屋の向かいがアリアの部屋。その隣が白雪の部屋となっている。
「ありがとう、2人とも。助かりました」
と言って、深々とお辞儀する白雪。
本当に礼儀正しいなぁ。この子。
「いや、いいよ別に。任務だからな」
「うん。……そう言えば、キンちゃんはお部屋どうするの?」
…そうだったな。キンジの部屋かぁ。
「俺は……彩斗の部屋でいい」
「ちっ…」
あれ?今小さく舌打ちっぽい音がしたような……気のせいかな?…うん、そうだよね。
「俺の部屋、ね。だとすると…二段ベッドが必要か。キンジ、ちょっと運ぶの手伝ってくれ」
確か……空き部屋に備え付けの二段ベッドが置いてあったハズ。それでいいだろう。
―――10分後―――
「よしっ……悪いな、彩斗。部屋借りちまって」
俺の部屋にもともとあったベッドを空き部屋に移動させ、代わりに二段ベットを設置した。
これで問題なく暮らせるだろう。
「いや?別にこれくらい構わないぞ、俺は。いっそのこと、こっちに引っ越すか?」
半分冗談、半分本気で言ってみると―
「いや、いい。俺は1人の方が性に合ってる 」
「そんなんだから非社交的とかネクラとか言われんだろ。このニートが 」
「ニートじゃねぇっ!ちゃんと外出くらいする!」
「じゃあコミュ障な」
「じゃあ、じゃねぇんだよ(怒」
ちゃきっ。とキンジがレッグホルスターからベレッタを抜いてきた。
「キンちゃん、やめて!ごめんね、何でもするから!」
と、俺が変声術で白雪の声マネをすると―
「っ…………」
―あれ?もっと怒るかと思ったんだが…
…逆に顔を赤くして…なる?ヒステリアモードにっ!?遂に生HSSが拝めるぞぉっ!
「ねえねえ2人とも。お茶淹れたんだけど…どう?」
廊
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