暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ペルソナ3
1918話
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かった。
 勿論、それはあくまでも俺の目から見た限りの話であり、ゆかりとしては色々と気になる場所もあるのかもしれないが。
 TVか何かで、男が丁度いいと思うのは女にとっては太って見えるし、女にとってちょうどいいと思えるのは男にとって痩せすぎているように見える……とかやってたな。
 まさに、そんな感じだろう。
 ただ、それを言ってもゆかりは素直に頷いたりしなさそうだが。
 それに……カロリー消費以外にも、テストで溜まっていたストレスの発散というのもあるのだろう。
 勉強はしなければいけないのは間違いないが、だからといってストレスが全くない訳ではない。
 それどころか、順平に教える必要があるという事で、余計にストレスは溜まっていただろう。……順平の場合、とてもじゃないが物覚えがいいとは言えないだろうし。
 そういう意味では、こうしてゆかりが思う存分戦うというのは俺にとってもいい事ではあると思う。
 ただ……出来れば、そろそろ次の門番シャドウと遭遇したいところなんだけどな。
 ここ最近はテスト勉強とテストでタルタロスに来てなかった為に、タルタロスの探索という点ではかなり時間を無駄にした形だ。
 ……いっその事、テスト勉強とかテスト中もタルタロスに来ればよかったか?
 影時間というのは、体感的には3時間、もしくは4時間といったところだ。
 影時間は電気とかも使えないんだし、基本的に勉強は出来ない。
 だとすれば、普通にタルタロスに挑んでも問題はないんじゃないだろうか。
 そう思ったのは、きっと俺の気のせいではない……と、思う。
 新たなシャドウを探しているゆかりを見ながら、そんな風に思うのだった。
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