4.Nの疾走/究極の巫女さんドリフト
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なん無理だぜ。レベルが違いすぎる。足まわりにも金かけてるしパワーも出てる。魔理沙はともかくよぉ、俺らじゃあどうしようもねぇよ」
「んー。しょうがない。あいつに当たってみるか」
「あいつって、まさか!翔太郎さ」
「んなわけないだろ。あいつがどこかに汲みしないことを知っているのは他でもない私たちなんだぜ?」
「‥‥じゃあ誰なんだよ」
「名実ともに博麗下り最速のドライバーさ」
「翔太郎さんじゃなくてかぁ?でも、そんなのがいるのならとっくに噂になってるはずだぜ?」
「私も翔太郎から聞いた話だからなぁ、なんでもこの博麗下り最速は牛乳屋のハチロクらしい」
「ぎゅ、牛乳屋のハチロクゥ!?何じゃそりゃ!?フカされたんじゃねぇんだろうな!」
「私へBRZのSTIフルチューンを賭けてきたからな。しかもタダ」
「まじかよ」
『牛乳配達ねぇ。懐かしいわ』
八雲紫。かつて幻想郷の最速のドライバーの一角とまで数えられたドライバーでこの幻想郷に車ブームを巻き起こした張本人であり共犯者だ。
「懐かしいじゃあねぇよ。この前すれ違ったぞ。おまえのAE86と。バリバリ無視しやがって」
『あー。それ私じゃないのよ』
「いやいや、間違いなくお前だよ。このご時世に旧式というか旧車のハチロクで、あんな運転してるのはお前ぐらいだ」
『確かにそれは私のハチロクだけど。今『レイクサイドホテル』に牛乳配達してるのは霊夢に任せてるのよ』
幻想郷の車ブームの幕開けにより様々な事業が展開されることになった。能力を持っていない人間も移動手段得たために。行けるようになった場所が増えたからだ。
だが、それ以前に翔太郎はある言葉に耳を疑った。
「なんだとーお!いつからだ!?」
『四年前よ!』
「毎日か!?」
『毎日よ!』
えっへん!と胸を張っているのが電話越しにも翔太郎へ伝わっていた。この自称十八歳は霊夢を溺愛しているのを知っているからだ。だが、問題はそこじゃない。
「あいつ今十八歳だろうがぁ!四年前ってと中学二年から運転させてるのかぁ!?無免許バレたらどうするつもりだったんだ!?」
こんな何でもありげな幻想郷だが免許取得可能は十八歳からだ。もちろんバレたらしょっぴかれ、閻魔様のどえらく長い説教だ。
『バレやしないわよ。朝早いしこう言っちゃ何だけど田舎だもの。たまにヒヤヒヤする事もあったけれど‥‥‥。今はもう免許取らせたから時効よ。閻魔にも何もいわせないわ』
「ばぁかやろ」
また再び、博麗山 頂上。
あの話から数時間後。
「で?どうだったんだぜ?お前ら」
レミリアたちの後を追っていった、他の奴らも帰って来た。その顔は顔を青くしたりとまあ何があったかは予
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