ブルーベリーにはご用心!
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「言ってる場合じゃないですよ…近くに来ています…………」ボソッ
ひろし達はきつそうな状態ではあるが、息を止めてなんとかしようとしていた。そのとき、青鬼がガチャッとドアを開ける。
「大丈夫だよね…?」ボソッ
「静かにしてれば平気だ」ボソッ
ドンドンドンドンッ!!
(ひっ……………!!)
青鬼がタンスを叩く。ひろし達の心臓はバクバク状態であった。いないと思った青鬼は扉を開け、どこかへと行った。そして、ひろしはタンスを開けた。
「はぁ…助かったぁ…」
「たけしのお手柄だな」
「ですね。それより、さっき拾った鍵はどこの鍵だったんですか?」
美香が確認しようと鍵を取り出す。名札っぽいところに、寝室部屋と書かれていた。
「寝室か。そこで睡眠を取るのもありかもな」
「そうですね。では、探しに行きましょう」
*
ひろし達は寝室を探すのに、たくさんの時間をかけていた。青鬼に追いかけられたり、道に迷ったりしたが、なんとか寝室部屋へと入れた。そこにはベッドが4つもあった。
「丁度4つあるな…」
「では、今日はここでゆっくりと休むとしましょう」
「はぁ…やっとゆっくりできる………ガタガタガタガタ」
「こんなときにマナーモードかよ」
「さっ、寒いだけだ!;」
「2人共、明日も早いんだから寝るよ」
たけしと卓郎は「「はーい…」」と答える。ひろし達はベッドに潜り込み、ゆっくりと瞳を閉じていった。
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