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アイドルマスターシンデレラガールズ プロデューサーはジード
第2話 燃えるアイドル A
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莉嘉はそう男性に聞いた。

「かつて俺はウルトラマンレオと呼ばれていた。」

男性はそう莉嘉に言った。

「ウルトラマンレオ?」

莉嘉は頭を傾げた。

「君が生まれるずっと昔に戦っていた戦士だよ」

そう言って男性は海を見ていた。

「おじさん!」

莉嘉は男性に聞いた。

「何だ?」

レオは片手に笠を持ちながら莉嘉を見た。

「私、Pくん・・・朝倉リクさんを支えてあげたいんです!」

莉嘉はそうレオに言った。

「それで俺に何を聞きたいんだ?」

レオは莉嘉に聞いた。

「私を強くしてください!」

莉嘉はそうレオに言った。

「俺は君に教えられるのは基礎だけだ」

そう言ってレオは笠を置いてファイテングポーズを取った。

「どこからでも掛かってこい!」

レオはそう莉嘉に言った。

「えっ?」

莉嘉は少し戸惑いながらレオと同じ体勢を取りパンチ攻撃を仕掛けた。

しかしレオはそれを片手で受け流し首もとに手刀を近づけた。

「今のお前じゃあ大切な者は守れないぞ」

そう言ってレオは姿を消した。


ーーー現実ーーー


莉嘉は目を覚まして起き上がり辺りを見た。

「夢?」

そう莉嘉は言った。

「あのおじさんがウルトラマン?」

そう言って莉嘉は起き上がり服を着替えた。



ーーー星雲荘ーーー


リクはスーツに着替えてマウンテンバイクに乗りエレベーターに乗った。

「言ってくるね、ペガ」

そう言ってリクは走り出した。


ーーー美城プロダクションーーー


リクはマウンテンバイクから降りてカバンを片手に持ちながら歩き出した。

「おはよう、プロデューサーさん!」

子供アイドルの橘ありすがそうリクに挨拶した。

「おはようありすちゃん」

そうリクはポケットからイチゴ味の飴をありすに渡した。

「いいんですか?」

ありすはそうリクに聞いた。

「うん、前にドンシャインウエハースのお返しだから」

そう言ってリクは美城プロダクションの事務所に向かった。



ーーー346プロダクションーーー


リクは片手に何か持っていた。

それは小さい頃に誰から貰ったかわからない物だった。

「プロデューサー」

後ろから誰かが声を掛けた。

それは速水奏だった。

「どうしたの?」

リクはそう奏に聞いた。

「美嘉ったら来てないんだ」

そう奏はリクに言った。

「えっ?莉嘉ちゃんは来てるのに」

リクは莉嘉を見た。

「お姉ちゃん呼ぶならPくんがいいよ」

莉嘉はそうリクに言った。

「わ
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