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アイドルマスターシンデレラガールズ プロデューサーはジード
第2話 燃えるアイドル A
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そうリクに言った。

「僕が君と出会ってたのか」

リクはそう美嘉に聞いた。

「あの時の言葉は今も覚えてる。でも」

美嘉は唇を噛み締めてリクに言った。

「貴方はベリアルの息子!貴方はHERO何かじゃない!」

美嘉はそう言って走り出した。

リクは片手を強く握りながら美嘉の背中を見た。

「やっぱり、運命は変えられないのかな」

リクはそう言って片手にウルトラカプセルをじっと見た。

それは自分の父ウルトラマンベリアルのカプセルだった。

「僕は、どうすればいいんだ」

リクはそう言って頭を悩ませていた。


ーーー東京・目黒区ーーー


リクは土手に座り川をじっと見ていた。

「あれ?プロデューサーさん?」

後ろから声が聞こえた。

振り向くとそこには卯月と凛と安部菜々が立っていた。

「どうしたんですか?こんな所で?」

菜々はリクに聞いた。

「うん、一人のアイドルを僕は救えないんだなって今初めて知ったんど」

そうリクは川を見ながら言った。

「プロデューサーさんは頑張って来たじゃないですか!」

菜々はそうリクの両手を掴んで言った。

「だけど」

リクはそれでもやはり自分は彼女を怖がらせていたんだと気づいていた。

「プロデューサーさん!」

菜々はリクの手を掴んで目を見た。

「何ですか?」

リクは菜々に聞いた。

「プロデューサーさんはこのままでいいんですか?」

菜々はそうリクに聞いた。

「プロデューサーさんは今まで多くの人達を助けてきたじゃありませんか!プロデューサーさんはまだやり直せますよ!」

菜々はそうリクに言った。

「そうだね。変えるぜ!運命!」

リクはそう言って走り出した。


ーーーその日の夜ーーー


莉嘉は勉強を終えてふとリクの落としたカプセルを見た。

カプセルにはウルトラの戦士が描かれていた。

「お姉ちゃん、本当にアイドルやめるのかな」

そう言って莉嘉はベッドに横になり眠った。


ーーー夢ーーー


莉嘉は夢の中どこか知らない場所で眠っていた。

「ここ何処だろ?」

そう言って莉嘉は辺りを見た。

「きみ」

後ろから誰かが声を掛けた。

「おじさん誰?」

莉嘉はそう年輩の男性に聞いた。

「君は墓参りに来た訳じゃなさそうだね」

そう言って男性は花束を墓の前に置いた。

「おじさんここはどこ?」

莉嘉は男性にこの場所がどこか聞いた。

「ここは俺が忘れてはいけない場所だよ」

そう言って男性は両手を合わせて目を閉じた。

「おじさん、おじさんは誰なんですか?」

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