第七章 C.D.の計略
ドラゴン 覚醒
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ッッ!!と弾けて、二人が飛んだ。
マンティスが客席に、ガタックがステージ上の機材に突っ込んでそれをめちゃめちゃに砕く。
その結果、立ち上がったのは。
「ハァッ・・・・ハァっ・・・・ハァア゛ッ」
客席の方の、男だった。
ぐったりと倒れたガタックは、ライダーフォームで機材の中で倒れ込んでいた。
だが、ハイパーフォームでのダメージはそのまま残っていた。
勇ましく立っていたはずのクワガタの角は、長さは違えど左右ともに見事に折れていた。
マスクの右顔面はやはり砕けて、加賀美の顔を露出している。
胸の装甲と、左腕、そして蹴りを放った右足からは火花が、バチバチと止まっては爆ぜを繰り返す。
「勝った・・・勝ったぞ!!俺の勝ちだ!!!」
そのガタックを見て、マンティスは勝利の雄叫びを上げた。
かく言う彼も、かなりのダメージを追っている。
後ろ回し蹴りを放った右足は、膝から下の装甲がはじけ飛んでむき出しだ。
更には全身の鋭利な装甲の先端が、その八割以上がバラバラと折れた。
こうして足を踏みしめるだけでも、パキンと音を立てて折れていく。
だが、それでも勝った。
もはや敵はない。
そう、たとえ、たとえ敵が
「行けッ!天道!!」
「ああ――――!!」
まだ、諦めていないとしてもだ。
「変身!!」
ガタックからハイパーゼクターを返され、今こそ勝機と一気にハイパーフォームにまで変身する天道。
カブトゼクターの飛来によって引きちぎられたワイヤーは、周囲に立っていた数人のネイティブを打ち付けて彼を開放したのである。
一気にステージから一階客席にまで飛んでいくカブト。
背の装甲から虹色の羽根を広げ、その手に飛来してきたパーフェクトゼクターを握り締める。
すると彼の突進を追いかけて、三つのゼクターがパーフェクトゼクターへと装着されていく。
ザビー、ドレイク、サソードの三つのゼクターは、それぞれ黄、青、紫の色を輝かせて一瞬にして集ったのだ。
そして、一切のブレーキもなく突っ込んだカブトが振るうのは、螺旋するエネルギーを振り抜き、眼前の敵を薙ぎ払う究極の暴風。
「マキシマムハイパータイフーン―――――!!!」
ブォッ!!と振り抜かれる大剣ともいえるパーフェクトゼクター。
その先端から延びる光子の刃は、高音を響かせ暴風を巻き起こす。
アリーナの地面を斬り、客席を斬り、そしてマンティスの腕に
「見えているぞ」
止められた。
バシュシュシュシュシュ!!と凄まじい蒸気を上げていながらも、パーフェクトゼクターに手を当てその振り抜きを止めたのだ。
マンティスは少し踏み込んでおり、ゼクターの柄に
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