暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica7-Eそうだ、合宿へ行こう〜Training〜
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成させること。困った事があったら相談してほしいし、アドバイスもしっかりさせてもらうからね。でも何から何まで口出しはしないつもり。1年後には予選が始まっちゃうから、製作期間は最大で半年ね。出来る?」

「はいっ、出来ます!」

こうしてコロナのデバイスは、ルーテシアが用意してくれることになった。お父さんが「よかったな」ってコロナに笑いかけると、コロナも嬉しそうに「はいっ!」満面の笑顔を浮かべた。

「なのはがデバイス持てないんじゃ午後からは模擬戦は出来ないわけね」

「そんなら露天風呂の完成を目指そ♪ 湯船や洗い場は出来てるけど、フェンスや屋根、脱衣場も出来てへんし」

「脱衣場のような本格的な建築はさすがに無茶だけど、せめてフェンスくらいは完成させておきたいよね」

アリサさんが小さく溜息を吐いたら、なのはさんとフェイトさんが露天風呂の外周りを完成させようって話を出した。するとお父さんが「フェンスなら今、スキュラに造らせているよ」って、さらりと告げた。ちょっとだけ静寂が訪れて、「え、いつから?」ってリヴィアが聞いた。

「ん? 昼頃に君たちと別れた後、家に戻る前にちょっとな。まともに作業が出来るのは今日だけだし、午後からも何かしらの手伝いがあると思っていたしな。なら俺の代わりに、召喚時の魔力消費が比較的少ないスキュラにもう一度出張ってもらおうって考えたわけだ」

「あらあら。それじゃああの子たち、お昼ご飯も食べていないの? 用意した方が良いかしら?」

「あ、お気になさらず。必要なのは食事ではなく魔力素なんで。召喚さえしてしまえば、あとは勝手に魔力素を吸収して、顕現の限界時間まで指示通りに働いてくれるんで・・・」

席を立ったメガーヌさんにお父さんがそう言って引き止めた。なんて言うか、もはやそれは奴隷みたいな・・・。そう考えてるのは僕だけじゃないみたいで、みんなが口を閉ざした。それから“スキュラ”の事は気にはなるけどお昼ご飯を終えて、食後休憩を1時間挟ん後にそれぞれ午後の予定を過ごす。アイリお姉ちゃんの授業を受ける僕とイクスは、ヴィヴィオ達の特訓が見られる休憩所に居るんだけど・・・

「――傍若無人にして厚顔無恥! 悪逆非道・大欲非道なマスターに、モノ申〜〜〜〜す!」

「もう少し、私たちの扱いを改善してほしいのですが・・・」

そこに上下一体の作業服、軍手、バンダナ代わりのタオルを頭に巻いたデルタとゼータがやって来て、ノーヴェと話をしてたお父さんに直談判した。

「・・・。で、俺のエインヘリヤルを、ヴィヴィオ達の特訓に使いたいんだったな」

「え? ええ、まぁ、そうです。が・・・」

2人を無視して話を進めようとするお父さんに、ノーヴェは答えながらもチラッと戸惑いながら2人を見た。そんなお父さ
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