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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica7-Eそうだ、合宿へ行こう〜Training〜
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出力を大幅に絞ってるんだよ。お前たちの仮想敵になれるようにな。インターミドルの出場選手、中でもトップクラスはマジで強い。そんな連中とぶつかった時、まともに戦うには、今のうちからそれ以上の強敵と戦って経験値を稼ぐっきゃねェってわけだ」
数日・数週間の練習よりたった一度の強敵との実戦って聞きもするから、ノーヴェのその言葉に僕たちは「なるほど〜」って頷いたところで、ビィー!って大きな音量でのブザーが鳴った。それを合図にお母さん達は一斉に戦闘行動を中断して、デバイスやバリアジャケットを解除した。
「なのはママー、フェイトママー!」
「お母さん、アインスお姉ちゃん、ザフィーラ!」
「お? おーい!」
「あれー? 迎えに来てくれたの〜?」
「ありがとな〜♪」
「ですぅ〜♪」
お母さん達と合流した後はお父さん達の待つ家に戻って、そしてメガーヌさんとアイリお姉ちゃんのお昼ご飯を美味しく頂く中、「最後の午後の予定はどうする?」って話になった。カルナージ合宿は明日の午前で終わりだから、何かをするならもう今日の午後しかない。
「あたしは、午後もヴィヴィオとリオのトレーニングを・・・。なのはさん、ヴィヴィオにデバイスを貸してあげれますか?」
「あ、うん、いいよ。レイジングハート、午後はヴィヴィオに付いていてあげてね」
≪All right≫
なのはさんが首から提げてた“レイジングハート”を、「よろしくね、レイジングハート♪」ヴィヴィオに渡した。ノーヴェは次に「ルシルさん。午後からもう一度、手伝いをお願い出来ますか?」ってお父さんに申し出た。
「ああ、構わないよ。ところで話の腰を少し折るが・・・。すずか、ルーテシア」
「ん?」「はい?」
「コロナにデバイスを造ってあげてくれないか?」
お父さんがすずかさんとルーテシアにそうお願いすると、コロナが「お願いします」って頭を下げた。すずかさんとルーテシアが顔を見合わせた後、ルーテシアが「はいっ!」元気よく手を挙げた。
「デバイスマイスターの資格はまだ獲ってないしまだまだ勉強不足だけど、軽い気持ちで請け負うなんて思ってない! でも・・・私にやらせてほしい」
ここまで真剣な顔を見せるルーテシアなんて初めてだった。だから僕とヴィヴィオは茫然となった。お母さん達だけじゃなくて、メガーヌさんやリヴィアもそんな感じだ。
「・・・あ、えっと・・・。コロナ。私、精いっぱい頑張るから。コロナのデバイス、私に造らせて?」
「え、あ、はい・・・。お願いします」
ルーテシアの迫力に気圧されながらだけど、コロナは改めてルーテシアに頭を下げた。
「ルーちゃん。デバイスマイスターの師匠としてのテストです。コロナの要望を叶えつつ、デバイスを完
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