暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica7-Eそうだ、合宿へ行こう〜Training〜
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リは料理できるから、なんでも言ってね〜」
メガーヌさんにそう申し出ると、メガーヌさんはフライパンを振りながら、「あら、ありがとう♪ じゃあ――」ってキッチンを見回した。
「アイリちゃんは、そっちの鍋を見てくれるかしら?」
「ヤー♪」
「フォルセティとイクスは、キッチンの人手は足りてるから・・・外に居るお母さん達を呼んで来てくれる?」
「「はいっ!」」
僕とイクスは家を出て、まずは一番近いアスレチックエリアを目指して歩いてると、「そう言えば、ずっと気にはなってたのですが・・・」ってイクスが口を開いて、僕の方を見てきた。
「フォルセティは、インターミドルには出場しないのですね。男子の部ももちろんありますし、何よりあなたは勝ち抜けるだけの実力もありますし。どうしてかな、と」
そういえばイクスにはその理由は話してなかったっけ。じゃあ良い機会だし、僕がインターミドルに挑戦しない理由を話しておこう。
「あーうん。僕はやっぱり支える側でいたいから。それに、ヴィヴィオ達の試合を応援したいんだ。僕はそれで良いと思ってる」
それが一番の理由だ。ヴィヴィオ達の活躍を録画とかじゃなくて、リアルタイムでこの目でしっかりと見届けたい。そのためにはフリーな時間が多くないといけない。だから挑戦しないんだって。
「そうですか。なれば私も、もう何も言いません。ごめんなさい、余計なお世話でしたね」
「ううん。ありがとう、気にかけてくれて」
イクスと笑顔を浮かべ合って、僕たちアスレチックエリアへ到着。ヴィヴィオ達もすでにトレーニングを終えていたようで、こっちに向かって歩いて来ていた。先頭を行くノーヴェが「よう。ひょっとしてお迎えか?」って聞いてきた。
「うん。メガーヌさんが呼んできてって」
「そうか、ありがとうな。ルシルさん、あたし達はこのままなのはさん達の元へ向かいますんで、先に戻ってくれていいですよ」
「そうか? じゃあ先に戻って、メガーヌさんを手伝ってくるよ」
お父さんが先に家に戻って、僕たちはお母さん達が模擬戦してる平地へ。まだ結構離れていてもドカンドカン!と爆発音が続いて聞こえるし、いろんな魔力光が空を飛び交ってるのが見て判る。そして高ランク魔導師同士の模擬戦を僕たちは見た。感想はただ一言、すごすぎる、だ。
「あー、今のうちに言っておくけどな。もうちょいお前たちの実力を高めた後、お前らもあの模擬戦に参加な」
「「「ふぁっ!?」」」
ヴィヴィオとコロナとリオが変な声を上げた。僕とイクスも目を丸くして「え?」ってノーヴェを見た。あの冗談みたいな魔法が飛び交う戦場に、ヴィヴィオ達も参加する? 僕だって絶対に入りたくない、あんな・・・。
「判るか? なのはさん達は今、魔力
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