暁 〜小説投稿サイト〜
魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica7-Eそうだ、合宿へ行こう〜Training〜
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力で出来た剣や刃などをジグザグの刃に挟みさえすれば、即座に破壊できるようプログラムを積んでる。
「っ!」
砕け散る“スティンガー”に一瞬目を見張るフェイトだったけど、即座に左手の“スティンガー”を振るったから、あたしは受けずにスッと後退してその斬撃を避けた。空振ったフェイトは勢い余って地面を穿って、頭を大きく下げた前屈のような姿勢になった。そんなフェイトの隙だらけな背中へとすぐに大剣の銃口を向けるんだけど・・・
「んな・・・!」
「砲撃じゃなくて、直接斬り掛かってれば良かったと思うよ、アリサ・・・!」
フェイトは“スティンガー”を振り下ろした勢いのままに前転。踵であたしの大剣を踏みつけた。その所為で今度はあたしがフェイトに頭を下げる体勢に。地面に剣先が埋もれた大剣を踏んづけたまま、フェイトは放電する右手の“スティンガー”をあたし目掛けて振り落した。
「まだよ!」
でも左手のソードブレイカーはまだ生きてるわ。あたしは大剣の柄を手放しすことで右手を自由にして、両手持ちしたソードブレイカーを咄嗟に頭上に掲げて“スティンガー”の一撃を防御、そして粉砕する。
「っく・・・!」
――ソニックムーブ――
「逃がさないわよ!」
――フォックスバット・ラン――
高速移動で後退するフェイトに、あたしも高速移動で追い駆けた。
†††Sideアリサ⇒フォルセティ†††
イクスと一緒に、アイリお姉ちゃんから医術、特にスポーツ医学を専門に教わってる僕。合宿に来てからもそれは変わらず、アイリお姉ちゃんが用意してくれた専門書などを用いて、もすごい濃い時間を過ごした。
「すんすん・・・」
精密な人間大サイズの人形を使って捻挫の処置を実践していたところで、部屋の外から取っても良い匂いがしてきた。チラッとドアの方を見ると、「いけませんよ、フォルセティ」ってイクスに叱られちゃった。
「ご、ごめん!」
急いで体育座りの姿勢を取ってる人形の足首にテーピングをして、「処置完了!」ってアイリお姉ちゃんに伝える。僕の処置が上手くいってるのか確認した後、「上出来ね♪」って、僕とイクスと頭を撫でてくれた。
「よしっ。フォルセティは復習だから当然として、初めてのイクスも数回の練習でほぼ完ぺき。んじゃ、時間ももういい頃だし、午前の授業はこれにて終了。手を洗って、メガーヌさんのお手伝いに行こう♪」
「「はいっ!」」
部屋を後にして1階へ降りて、洗面台でイクスと一緒に手を洗った後はダイニングへ。キッチンにはメガーヌさんとガリューが居て、メガーヌさんが調理、ガリューは食器を出したりとかの手伝いをしてる。
「何かお手伝いします!」
「野菜の皮むきくらいなら、ですけど・・・」
「アイ
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