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真剣で納豆な松永兄妹
第十五章 運も実力の内というやつ
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イガーの2人は戦力を分散させないで耐久力のある武田小十郎を全面的に盾役として動く、ステイシー・コナーがその後ろから銃火器で応戦、という戦術ならいい勝負できたと思うけど、どっちも前に出る性格が仇になった感じだな」

1回戦第2試合、400万パワーズ対KKインパルスはKKインパルスの勝利。
島津岳人の力に対して不死川心の柔。
柔よく剛を制すとは良く言ったものでぶん投げてた。
長宗我部宗男の方は榊原小雪に蹴り飛ばされていた。
榊原小雪はテコンドーの使い手だった。それも脚の強さだけは相当なモノだ。
燕ちゃんは恐らく不死川心狙いで動くだろう。

1回戦第3試合、地獄殺法コンビ対デス・ミッショネルズはデス・ミッショネルズの2人がダブルラリアットで勝利を決めていた。
ダブルラリアットのタイミングと技に持ち込む動きを突けば燕ちゃんが勝つと思う。
個々で動かれたら負ける可能性が結構高いが、その時は直江大和君の回避能力が重要になってくる。
どちらかを直江大和君に集中させておいてその間に残った方を燕ちゃんが倒すだろう。
そうなった時は板垣辰子の方を狙った方がまだマシか。

注目カードの1回戦第4試合、ザ・プレミアムズ対桜ブロッサム。
鍵を握るのはやはり、葉桜清楚だった。
黛由紀江と那須与一の実力はリングの上という状況下ではほぼ同じ。
超遠距離なら那須与一が。
近接戦闘なら黛由紀江が。
――軍配が傾く。
結局、試合を決めたのは武蔵小杉が那須与一に突撃したところへ入ってきた葉桜清楚のカウンター、両手による突き飛ばしだった。
しかし、黛由紀江の実力を拝めたのは有難かった。
正直、黛由紀江と戦ったとして初見であの剣速を出されたら負けていたと思う。

個人的に注目しなければいけない1回戦第5試合、源氏紅蓮隊対アーミー&ドッグ。
攻撃と支援が完璧に近い。
源義経が前衛アタッカー。それを後衛の椎名京が狙撃で支援する。
弱点らしき弱点が少ない。
まあ対策はあるが。
椎名京が弓使いである事が弱点になる。
連射性能が低い弓矢相手に連射性能の高いマシンガンで対応してもらおう。

1回戦第6試合、ファイヤーストーム対大江戸シスターズ。
まあ、卑怯といえば卑怯だが、風間翔一がクッキー2の飛行装置バーニアパーツを使って大友焔が大筒の砲撃で上空から武舞台であるリングを破壊。大江戸シスターズは実力を出す前にリングアウト負け。

1回戦第7試合、ミステリータッグ対フラッシュエンペラーズ
俺達の予測通り、ミステリータッグの1人は九鬼揚羽であった。
彼女の相方はヒューム・ヘルシングだったのは気で予測できた。
まあ、九鬼揚羽とヒューム・ヘルシングのコンビにフラッシュエンペラーズの2人が勝てるはずもなく、ミステリータッグの勝利。そして、2回戦目
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