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才媛の周り
第一章
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は生徒会の他の面々に対してはだ、こう言った。
「佐藤さん自身はこう言ってるけれどね」
「そんな筈ないでしょ」
「あの人が気付いてないだけで」
「佐藤さんあれで天然だからね」
「あのスタイルであの無防備なら」
 それこそというのだ。
「絶対に変な奴いるわよ」
「実際に男子生徒でそういう感情持ってる子多いわよ」
「もう我慢出来ないとか」
「だからね」
「絶対に誰か変なの近くにいるから」
「今だって」
「僕もそう思っているからだよ」
 男子の生徒会長は生徒会の他の面々に言った、副会長や書記といった面々だ。彼を含めて数人で話をしている。
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