第三章
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きたのにな」
おっさん達は秀吉の話を聞いて共に飲み食いする彼に笑って話した。
「大阪と俺達の為に戦ってくれてな」
「サイボーグになって」
「しかも家じゃお父さんでな」
「ははは、仕事と家庭は両立せんとのう」
その両方をとだ、秀吉はそのおっさん達に笑って話した。
「だからじゃ」
「こうしたこともかい」
「いいんだな」
「いいというかそれが楽しそうだな」
「そういえばそうだな」
「実際楽しいぞ、今日もこれからマイホームに帰って家族サービスじゃ」
あえて今の言葉を剽軽に使って言う秀吉だった。
「ねねと子供達と仲良くじゃ」
「じゃあ俺達もそうするか」
「家に帰ったらな」
「家族サービスするか」
「そうせよ、暖かい家があってこそわしも戦えるのだからのう」
天下人であった時の様にとだ、秀吉はおっさん達に焼酎と串カツを楽しみつつ話した。そうして家に帰ると酔っていることをねねにちょっと言われてから家族サービスに励んだ。天下人ではなく大阪と大阪市民を護る戦士からお父さんの顔になって。
サイボーグとなり 完
2017・12・22
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