第一部 出会い
伏籠
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傍にいよう」
伸ばされた手を包んでやれば、彼女は安心したように微笑する。
ぎこちなく手を伸ばし髪を撫でると、とろとろと瞼が閉じていく。
規則正しい寝息が響きだした後も、しばらく俺は彼女のそばにいたのだった。
英雄を目指す少年との交流は少しずつ少女の澱を溶かしていく。
―――だが、彼女の心を覆ういまだ闇は深い。
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