~Summons of the honor student~
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床に降りる。
―ガシッ!
綴先生が頭を掴み、俺らの顔を除きこんでくる。
ちょっ!痛い、痛いって!綴先生、やめて!
「ん〜?何だ。こないだのハイジャックのカップルじゃん」
「お願いします。手、放して下さい。あとカップルではなくてパートナーです」
―ぱっ。
やっと放してくれたよ……痛い。
「カップルもパートナーも似たようなもんだろ?如月彩斗君」
「んー……よく分かりませんね」
「―如月彩斗。性格は……色々な面があってよく分からないねぇ。強襲科と狙撃科のSランクで、かなりの銃技の持ち主。双方から一目置かれ、期待の的となっている。んで、解決事件は……ANA600便のハイジャックだっけ? 」
俺のこと…よく知ってるな。コイツ。
「武装は違法改造のベレッタM92Fとデザートイーグル(DE)、後は背中に差している西洋風の剣だね。んでさぁ…その2丁拳銃ってさ、バースト・フルオート可能なカスタムだっけ?」
「あー……はい」
「まぁ別にさぁ、いーんだけどね。世の中結果論だからさ」
と言って俺の違法改造を多目に見てくれた。マジすか。
「で―こっちは神崎・H・アリア。ガバメントの2丁拳銃に小太刀の二刀流。2つ名は双剣双銃。欧州で活躍したSランク武偵、だけど…………ロンドン武偵局が、あんたの手柄を横取りしちゃってるみたいね。協調性が無いせいだ。マヌケぇ〜」
「痛いわよっ!それにあたしはマヌケじゃない!貴族は自分の手柄を自慢しない。たとえ人が自分の手柄だと吹聴していても否定しないものなのっ!」
「へぇー、損なご身分だねぇ。アタシは平民でよかったぁ。そうそう、そういえば欠点…………あんた、泳げn」
「わあぁぁぁぁぁぁぁぁ!!そ、それは弱点じゃない!浮き輪があれば大丈夫だもん! 」
双剣双銃のアリアの2つ目の弱点―泳げない、と。
雷と水がダメなのか。へー、良いこと知ったなぁ。(ゲス顔)
「でぇ〜、どーいう意味?ボディーガードをやるってのは」
「そのままよ。白雪のボディーガードはあたしがやる」
えぇ……(困惑)
この間、お前らのせいで第一次・俺の部屋(ry
「だってさ星伽。何か知らんけどSランク武偵が無料でボディーガードしてくれるってさ」
「お断りします。こんな泥棒ネコがボディーガードなんて汚わらしいっ!」
「四の五の言うな!断ると―彩斗を撃つわよ!」
ちゃきっ。とアリアがガバメントの銃口を俺の頭に向けてくる。
「へー……あんたたち、そういう関係かぁ……ふーん…」
二重三重に誤解しないで下さい。先生。
「で、星伽。どうすんの?」
「だったら…条件がありますっ!あっく
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