第34話 愛国獅子団と平良英知の危険な野望 ターン32
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えるのかもしれない。
新年初売りとか言いながら、愛国主義教育が生み出した軍人や官僚や政治家、
在野の危険分子の在庫一掃バーゲンセールでもやるのだろうか……。
何が酷いっていうかパロディより史実の方がアレなんだから救われない。
これほどの人材が揃った維新革命というのは宇宙史を通して見ても珍しいだろう。
ここまでの豪華な陣容を揃えてくれた平良提督に拍手を送りたい気分だ。
これだけの規模で集まれば隙をついてマニラ2000くらいは陥落させることができるだろう。
平良中将のダメっぷりを体感していると原作ゲーム通りの反乱など不可能ではと思っていたが……
想像していた以上にできるヤツだったみたいだ。提督スキルの「支援団体」も妙に納得できた。
「……今の帝はまともではない……狂っています!」
第七艦隊の通信設備で大使館に通信を入れてくるのはマジで止めて欲しい。
「そうか。そうか」
「日本を守るということが、どういう事であるか、まったく理解しておられないのだ……」
「そうか。そうか」
「残念だ……非常に残念だ……」
「……そうですね」(言い訳しません。反省してます)
「ふ……くくくっ……」
「とにかく短慮軽率は謹んで、軽挙妄動な決起は避けるように。
僕が帰国するまで平良中将の方で愛国獅子団が暴発しないように抑えて欲しい。
愛国維新を行うにしても“時期”というものがある」
「はっ、伏見総長閣下が戻られるまで準備を進めておきます!」
「それじゃあ、今後は緊急時以外の通信は避けて欲しい。
必要であれば軍令部の遠藤秘書官を通すように」(ブチッ)
「とりあえず秋山総参謀に一報だけ入れとくか→114514あけましておめでとうございますっと」
…………
……………………
「帝の間違いは正さねばならない……日本国の為に……どのような手段を用いても」
「そうだ……今こそ、日本人による、日本人の為
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