第31話 第三帝国の終焉とコンサートの舞台裏 Ev13
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えなくなっただけというレベルではなかったはずだ。
その大きな罪の重さを一人で背負う彼女の気持ちを量ることなんて僕にはできない。
原作ゲームでは確か田中少将と何度かデートした後に何故か再起していた。
恥ずかしながらイベントうろ覚えで破廉恥サイコパス長官が絡んでいたかさえ覚えてない。
ただ原作ゲーム主人公ほどの“不思議な魅力”というのが、
どうにもエロ主の僕には備わっていないように思える。
仕事では割と親密なラスシャラ少将とエロエロできていないのが根拠だ。
東郷毅だったら声をかけて→タッチして→メロメロにして、
もうセックスの段階までに持ち込んでるだろう……。
なので傷ついたレーティアを癒したのが東郷の不思議な魅力だとしたら
……僕には太刀打ちできない。
狙っていたレーティアがNTRれるのを指をくわえて見るなんて我慢ができない。
レーティアを攻略できなかったら大帝国の世界に転生してきた意味がないだろ!!
全てはエロのため、Ero for Allの精神だ。
レーティアちゃんとエロエロするという崇高な目的のために、
命の危険を冒して惑星ベルリンまでやってきて欧州星海域に残ってるのだ。
ベルリン星域が消滅しなければソビエトとエイリスが欧州でぶつかるのだ。
英ソがぶつかってこそ停戦交渉が実を結ぶ可能性が出てくる。
原作ゲームにはない和平ENDだってありうるかも知れない。
原作改変してエロエロと余生を送る大きなチャンスだ!!
幕間を中心に更新して欲しいというエロ需要だって(一部)ある。
エロのために命をかけて真剣に生きる。それが僕のエロ主としての生き様だ。
「伏見、どうしたのさっきから黙ってるけど?」
「……ごめん。少し状況を整理してた」
「そう。負担をかけるわね。
レーティアがいない今、私は貴方に頼るしかないの」
そう。ゲッベルス宣伝相だってメチャメチャ好みのタイプだ。
アイドル事務所に勤める妄想好きの事務員さんとか、
スタミナドリンクを渡してくれるアシスタントに感じる魅力に近い。
「エイリスとの講和条件は?」
「第三帝国は無条件降伏に近くなるだろうね。
エイリスには戦時国際法に乗っ取ったベルリン占拠をお願いする。
もしソビエトが先にベルリンを占拠した場合は、
ソビエト軍が戦時国際法を守るかの監視と星域住民の保護」
「そうね。焦点はレーティアの取り扱いかしら?」
「本人の身柄もそうだけど……アドルフの遺産が外交カードだろうね」
「唯一の見せ札をブラフでチラつかせるわけね……厳しい勝負ね」
「その辺は大日本帝国側の外交カードが何枚かあるしフォローはするよ。
少なくともレーティアの
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