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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第六話
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アンさんの護衛だからさ。もし僕達全員がストーンゴレムと闘ってる間に、他の魔物が現れてジョアンさんに襲いかかってきたらって考えて。マルタは後衛からでも回復魔法で援護してもらえるし、メリアは僕達が抜かれた時の最後の要だからさ。ちゃんと二人を信頼しての配置だよ」
どこか物言いたげな二人に僕の出した案の理由を説明する。これは僕なりに考えた配置である。僕達の依頼の重要点はあくまで、ジョアンさんを無事に護衛する事。その事も考えて、前衛である僕とファラでストーンゴレムに向かい、このメンバーの中で一番の実力であるメリアと回復魔法で後衛から援護可能なマルタをジョアンさんの付近に配置する。
これがあくまで僕が考えた最高の配置である。
「う〜……分かった。でも、絶対勝ちなさいよねっ!」
「……衛司、ファイト……」
不満げながらも納得しそう言いマルタと無表情ながらもそう言ってくれるメリア。
よし、やる気出てきた。
「じゃ、ジョアンさん。もうちょっとだから、待ってて下さいね」
「……ゴホッ…すい、ません……わざわざ私の為に……」
「いえいえ。絶対、ジョアンさんを助けますよ」
顔色の悪いジョアンさんに、そう言って少しでも安心させようと笑ってみせる。
僕は武器である木刀を手にファラと共にストーンゴレムの前へと立つ。
「……間近で見るとやっぱりこう…強そうだね」
「あはは…。でも、きっと私達なら勝てるよ」
「イケるイケる、ってね。よし……じゃ、人助けの為に出来る限り頑張ってみようかっ!!」
僕が木刀を、ファラが拳を構えたと同時に、ストーンゴレムはその腕を震い上げる。
そして、戦闘は始まった――
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