第30話 ドクツ第三帝国“伝説の"解散コンサート Ev12
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るぅ〜// \\ちんちん?//
フレフレ、ガンバレ、第三帝国♪ 本当の信頼は貿易の関係だけじゃ買えない。
トキメキラリ、ニホンは、ドクツが大好き♪
ヒミツの珊瑚礁ではシャーリー(日本)のアドルフ(ドクツ)に対する秘めた想いが歌われる。
キミの素敵な夢に出会って恋に落ちて結んだ三国同盟。
世界が変わる瞬間をキミと一緒に見たかった。危なくなたら私の手を握って欲しい。
危機的状況にある祖国ドクツを同盟国は最後まで見捨てないから信じて欲しいというメッセージ。
命がけの状況でベルリンまでやってきてくれた異国のアイドルという存在。
あとちょっといいかな、これから話すこと、驚くかもしれないけど、最後まで聞いて欲しい。
こわくなんてないから、きっと気に入るはず、目をつむって、耳を澄まして聴いて――
これから伝える話は、ボク(大日本帝国)とキミ(第三帝国)だけのヒミツの珊瑚礁。
ファンシズム超大国ドクツ第三帝国の集大成ともいえるコンサート。
歌劇場、ライビュビューイング会場、映像の流れるお茶の間……
ゲッベルス宣伝相の創り出した幻想的な世界は、
まるで魔法の粉をふりまくかのように全国民を飲み込んでいく。
このコンサートで流れる曲、歌詞、映像には全て意味が込められている。
そして山場であるDazzling World――直訳すれば「輝いている世界」
著名な音楽プロデューサー・作曲家でもあるグレシアPが、
この難局を打開させる切り札として用意した曲。
(伏見、貴方は周囲の空気を敏感に読み過ぎるタイプの人間。
だから空気なんて呼んじゃ駄目よっ! 会場の空気は私が温めるわ。
自分の夢の先にある、レーティアの夢と未来のために自分の意思を貫き通すのよ!!)
これが後に伝説として語らえるドクツ第三帝国“最後の"解散コンサートの幕開けだった。
「シャーリー・アキ、いいえ、伏見空、いいコンサートよ……掛け値なしに」
ゲッベルス→☆☆
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