第四章
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「このままでは全滅するだけだ」
今も零戦は暴れて味方を撃墜している、それならばだった。
「もう逃げるべきだ」
「そうですか」
「それしかありませんか」
「シーファイア隊にも連絡を取る」
零戦の主力を引き受けている彼等にもだというのだ。ここで零戦の主力が来ていれば残っている彼等の命がないことは明白だった。
「いいな」
「わかりました。それでは」
「仕方ありませんね」
「何とか振り切るぞ」
敵機をそうしてだというのだ。
「空母まで帰るからな」
「ええ、何とか生きて帰りましょう」
「ここは」
残っている面々も死にそうな顔だった。それで何とかだった。
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