第四十六話 勇者達の帰還
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切れない事を次々に行っていった。
駐留部隊幕僚のヤン中尉もその取り締まりに参加させられ、
一発殴られ気絶する有様であった。
■エル・ファシル捕虜収容施設
帰還兵の中で網膜パターンの合わない者、怪しい者が4857人も居た為、
彼らこそ諜報員だと判断し全員をエル・ファシルからハイネセンの諜報部へと移送する事になり、特別な輸送船により一足早く出発した。
そして航行中も厳しい尋問が続いたのである。
結局大半の兵が帰りたいが一心で死亡者の認識票を利用しその者に成りすまして帰国した事が判ったのはハイネセン到着前日であった。
軍上層部はその成りすましに対して確固たる態度で臨む事を決め、
兵達は軍法会議に掛けられる事と成ったのである。
諜報部としては4857人全員がDNAと網膜パターンにより実在の人物と判った為、
諜報員として帝国側に寝返った者が居ると断言した。
さらにメンツの上でも100万人の帰還兵を監視できるように部署を特定し調べるように提案した。
同盟内部では疑心暗鬼の芽が発生していたのである。
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