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こんなチートでもありですかい?そうですかい。
第7話。変人と姉。
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そして城の近くまで行くと、これまた光の壁がある。

「先生。宜しくお願いします。」
「まかせ。」

いつものようにフルスイング。以前と同じように壊れる壁。

「ふっ。いい仕事したぜ・・・・」
「お疲れ様です。先生。(こんなんで結界壊されたと知ったらアハト爺死ぬんじゃね?)」





城の中を我がもの顔でずんずん歩く親父。おいおい。ちゃんと挨拶とかせなあかんやろ?

「イリヤ!!」

パン!っと勢いよく扉を開け中に入って行く親父。おいおい、テンションたけぇな親父。追って俺も部屋に入る。

「キ・・リ・・・・ツグ?」
「そうだよイリヤ。」

入ってみると、これはいい幼女。なんや姉ちゃんやないやん。あっ、そうやった。俺らまだ小学生やった。最近サボってばっかやから忘れてたわ。

「近寄らないで!!アインツベルンを裏切った裏切り者!!」
「違うんだイリヤ・・・・」
「何が違うって言うの!?だったら何故聖杯を破壊したの!?」

聖杯って何?ああ、アンリマユの巣か。なんやもう破壊したん?流石や親父。へたれへたれと思うてたけど流石魔法使いってやつやな。

「あれは聖杯ではない。聖杯は・・汚れてしまった。それをアハト爺に伝えるためにも来た。」
「汚れている?」
「ああ。今からアハト爺と会ってくる。それまで・・待っててくれるかい?」

姉ちゃんの頭の上に手を置き、撫でると気持ちよさそうに目を細める姉ちゃん。

「じゃ、晋吾もここで待っててくれる?」
「おお、ええで。」
「晋吾?」
「ああ、そうだった。」

何かに気づいたように手を打ち。俺の手を引いて姉ちゃんの前に連れてくる親父。

「この子ともう一人、孤児になってしまった子を養子にしてね。晋吾・・」
「おう。衛宮 晋吾や。姉ちゃんよろしゅうな!!」

ビクッ!と驚き、俺を凝視する姉ちゃん。なんや。照れるやないか。

「ねえ・・・・ちゃん?」

コテン。と可愛らしく首をひねる姉ちゃん。なんやこの生き物カワイ過ぎやわ。

「にゃほほー!!」
「きゃ!」

可愛すぎる姉ちゃんにテンションが上がって、姉ちゃんを高い高いして肩車する。

「何するのよ!!」
「すまんすまん。でもほら、二人合せて切嗣と同じやで?」

と、言うと親父と目線を合わせ、少し嬉しそうにした後、親父の頬をギュッっとつねり。

「いいわ。後できっちり理由を聞かせてもらいから、この場は許してあげる。」
「ありがとう・・・・イリヤ。」





親父が爺ちゃんとサシで会いたいらしいので、二人で大人しく待つ・・・・はずがない。

「ちょっと、キリツグは部
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