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KANON 終わらない悪夢
118快獣さんも懐柔
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 栞ちゃん、ケツアナまで鋼鉄の肉体で、呼吸法により鋼の硬さなので、どこかのオナホの銘柄みたいに「ゆるふあ、トロマンとは何事か? この俺のガチムチのケツの筋肉でイケ」みたいな状態なので、舞方式の処刑も効かない。
 現在、銃夢ラストオーダーの烈火さんと同じで「俺は止まってる時でも超音速だぜ」なので術とかも届かない。
 怪獣栞への勝利条件「レベルを上げて物理で叩け」。

 本来この後、先々代当主の娘であるチョロインさんが、認知もされていない庶子から、人生の逆転大ホームランを打って、月宮家正統血統の所有者でありながら現人神様にも嫁入して、さらに神人で巫女で不老不死?ぐらいまで発表されて、闇の社交界デビューもしてプリンセス扱い、王位継承権というか家督相続権所有者なのが発表される段取りだったが、持ち前の幸運パラメータゼロなのが災いして怪獣さんがキてしまった。
 偽マコピーの方は、神社と天の磐戸、神域への入り口を守る一族の末裔で、一応月宮姓も名乗れて、宗教法人の財産とこの場所は継ぐが、王位継承権とか、広大な里の土地の所有権とか水源の権利とか、住民の生殺与奪権は1ミリも持っていない。
 教団内では年長者にでも「若先生と呼べ(伊良子清玄)」と言えるぐらいの権力者だが、里に行くと下っ端で顎で使われる存在。
 もし「魔物に憑かれました」とか言ったりスルと、一瞬で首を刎ねられるぐらいのペーペーである。

『ガオオオオッ!』
 すっかり発声術もお使いになられるようになって、昼間のパパでは対処できない快獣さん。
 それでもザコちゃんスイッチャーが、巨大スクリーンに投影されていたチョロインさんの写真を切り替え、先程「奇跡の恋シーズン1」に出演していたヒロインの写真に切り替えた。
「皆様、本来欠席であった巫女で神人のお一人、美坂栞様が駆けつけてくださいました。盛大な拍手をっ!」
『エ?』
 教団の野望とかネ右一欲棒とか、全部破壊する予定だった快獣サンも、何故か懐柔されて、この後は貧しい口が美食に釣られてワンワンキュンキュンアヘアヘ言わされてしまい、佐祐理お嬢様に次いでお嬢様の、真琴お姉様(実はタメ年)の妹にされる。
「栞様は舞様から水と氷の精霊を貸し与えられてお命を永らえ、現人神様からもお力を授かり、難病で余命一年の命から、不死と不滅の肉体を手にしたのです」
 ザコちゃん照明係が栞にピンスポットを当てて、テーマソング的なものも栞仕様に変更される。
『アレ?』
 ジジイババア大盛り上がりで、拍手喝采して視線コッチ向いてマジ泣き、黄色いババア声援とか、ジジイの低音で「栞様〜〜!」コール付き。
 先程ビデオで見てしまった「キセキの故意シリーズ」のシーズン1ヒロイン本人のご登場で、会場興奮のるつぼ。
 あとは惰弱な妹を救いに、炎のような姉がフェニックスの聖
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