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緋弾のアリア ~とある武偵の活動録~
~Durandall~
~The room Great War of first, me ~
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どこをどうしたらそうなる。だいたい白雪はなー… 」

…キンジのことが好き、と言おうとしたけど―色々めんどそうだから伏せておこう。

「そういえば。ウワサでは神崎さん、星伽さんに発砲したって聞いたよ?だから僕の読みだと……如月君と神崎さんが上手くいって、女子2人が決闘して…ってセン。どう?」

どう?じゃねえよ。知るかんな事。

「それに、神崎さん強襲科でも如月君のこと話してるよね?それもすっごく楽しそうに」

きゅうきゅうもきゅっ!

アリアは食べていたももまんを一気に口の中へ詰め込むと―ゴスッ!どういうわけか、俺の顔面にグーパンしてきた。…殴るべきは不知火だろうが。

「だが、不知火。俺は一般校区の予鈴の時に白雪に出くわして、挨拶もせずに女子トイレに逃げ込んでるんだ。だから見間違いとかじゃないのか?」

「そうかもしれないね」





「―そういえば、あんたアドシアードどうするの?」

はむはむとももまんを食べ終えたアリアが聞いてくる。

「そういえば……どうするか」

アドシアード―年に1度行われる武偵高の国際競技大会で、インターハイ・オリンピックみたいなものだ。
武偵高では強襲科や狙撃科が出場している。

「如月君、強襲科と狙撃科(スナイプ)きっての麒麟児だからね。もちろん出るでしょ? 」

「どっちか片方なら構わない、と思う。精神的に」

「精神的、かぁ。神崎さんは?」

拳銃射撃競技(ガンシューティング)でもやりそうな気がするが……どうなんだろ?

「あたしは出ない。拳銃射撃競技の代表に選ばれたけど辞退した。けど、閉会式のチアだけやる」

ごちそうさま、とそれだけ言ってどこかへ行ってしまった。

「あれ、行っちゃったぞ……いいのか彩斗?」

「よくない。じゃあ、またな」

と言って、俺はアリアの後を追いかける。

「ハァ……やっと追い付いた…………」

「ご苦労様〜。…あ、ちょっとこれ見て」

アリアの指差す先には、教務科(マスターズ)からの貼り紙。その内容は―

「―生徒呼出 2年B組 超能力捜査研究所 星伽白雪…」

珍しいな、白雪が呼び出しか。
偏差値75の優等生で生徒会長で園芸部部長の(ry

…アリア殺人未遂事件さえなければ完璧な白雪が、呼び出しとはねぇ。何か気にかかるな。


~Please to the next time!





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