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緋弾のアリア ~とある武偵の活動録~
~Durandall~
~The room Great War of first, me ~
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「あっくんは黙ってて!―この泥棒ネコ!貴女があっくんをたぶらかしたって聞いたの。その罪……死んで償え!!」


星伽白雪。青森県に位置する星伽神社の巫女さんで、遠山・如月家とも色々と関係が深い星伽家の長女。
小さい頃の長い休みの時は、青森の星伽神社まで家族で遊びに行ったりもした。そのため、俺とキンジ共に幼なじみという関係だ。

炊事洗濯が上手く、誰にでも優しい良妻賢母のタマゴである。……本当は。だから―

「ア、アリアを殺して私も死にますぅー!」

―なんてことは、言わない子だ。普段は。

「だいたい!いつ、どこで、あたしが彩斗をたぶらかしたっていうのよっ!」

確かに。たぶらかされた覚えは無い。…たぶん。

「たぶらかしてなければっ!女子が男子寮で寝泊まりはしないハズです!」

「白雪!何勘違いして―うわっ!?」

「天誅ぅーっ!!」

白雪が手にしていた日本刀を振りかぶり、アリアに斬りかかった。……ちょっとそれはヤバイと思うぞ!?

「みゃっ!」

―バチィッ!

(し、真剣白羽取り!?初めて生で見た―!)

なんて感心してる場合じゃないだろ、俺。

「この―バカ女!」

アリアは刀をホールドしつつ―だんっ!がしっ!思いっきりジャンプして、白雪の右腕を両足で挟んだ。
そして、締め上げにかかる。

「バリツね―!?」

アリアの流派を一瞬で見抜いた白雪は―カツンッ!即座に床を蹴り―バスンッ!アリアを腕に絡ませたまま、バックドロップを決めた。

おいっ、床が思いっきり凹んだぞ!?

「早くいなくなれっ!わたしとあっくんの前から消えろ〜っ!!」

さらに、両足でアリアを蹴っ飛ばす。

対するアリアは、ごろごろごろっ、がしゃっ!
ソファーを一瞬にしてガレキに変えやがり、その下に埋もれた。

バギュギュン!!

とうとうアリアがブッ放したガバメントの、.45ACP弾が俺の眼前を通りすぎていく。

ギギンッ!!

それを白雪は、当たり前のように刀で弾く。

「…お前ら、いい加減にしろ!」

なんて、俺の話は聞いてくれるワケでもなく。

「キレた!も〜キレた!風穴開けてやる!!」

「かかって来なさいっ!」

「…………勝手にしろ。後片付けは頼んだぞ」

と言って、俺は自室に籠る。
あんな凶暴女2人の第一次・俺の部屋大戦が今の俺には収められる気がしない。



―星伽の巫女は、武装巫女だ。
どこの神社でも、神主や巫女は多かれ少なかれ御神体を守るものだが―星伽神社は、長い歴史の中でどこをどう間違えたのか、それを武装して守っている。

さっきの白雪を見てもらえば分かるように、星伽の巫女は―強い。平然と銃弾を刀
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