ペルソナ3
1909話
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みが入る。
うん、ナイス突っ込みだな。
順平は基本的にボケだと思ってたんだが、突っ込みも十分に出来るらしい。
いやまぁ、順平にしてみれば、そんな事を言われても嬉しくも何ともないだろうが。
「アルマーはそんなに強いのか? いや、運動神経がいいのは分かってたが。あー、でも真田先輩に勝ったんだから、そのくらいの強さはあってもおかしくないのか」
「……普段の行動を見てると、とてもじゃないけどそうは思えないんだがな」
宮本と友近のそんな話が聞こえてくるが、取りあえずそれはスルーしておく。
実際、俺の外見は真田みたいに迫力があったり、荒垣みたいに強面な訳ではないのだから。
そう考えれば、寧ろ友近のような感想を抱くのが一般的だろう。
「あー……取りあえず、このままだと色々と問題ありそうだから、食事の件はいいや」
ゆかりの視線も怖いしというのは、取りあえずその辺に置いておくとする。
「そうか? だが、アルマーの体調はアルマーだけの問題ではないだろう。であれば、多少なりとも助けたいと思うのだが」
「そう言ってくれるのは嬉しいんだけどな。桐条も余計な騒動を起こしたくはないだろ」
「余計な騒動?」
不思議そうに尋ねてくる桐条。
どうやら、自分が原因で嫉妬に狂ったファンクラブの者達が俺にちょっかいを出してくるとは、全く思いもよらないらしい。
いや、そもそも自分が人気のある女だというのも、理解しているのかどうか。
その辺、後でゆかりにしっかりと教えて貰った方がいいかもしれないな。
……色々な意味で。
そんな風に思いながら、取りあえず俺は桐条からの提案を断りつつ、残っている釜玉うどんを食べるのだった。
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