第四章
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る。その顔は彼女が今まで誰にも見せたことのないもので外務省の面々も驚きを隠せなかった。
保健室での診断は異常なしだった。バロアもこの話にまずはほっとした。
しかしスーツ姿に戻りいつもと変わらないクールな顔で仕事をする彼女を見ながら彼女以外の部下達にこう囁いた。
「どう思う」
「やはり何かありますね」
「それは間違いないですね」
「それが何かはわかりませんが」
「幾ら何でもあれはないですよ」
「ちょっと異様です」
「そうだな、やっぱりな」
バロアも部下達の言葉にその通りだと頷く。
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