第一章
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「よく聴きます」
「ふむ。いい趣味だね」
「そう仰って頂き何よりです」
「他の趣味は何かな」
「他は特に」
アンリエッタの返答は終わった。
「ありません」
「読書と音楽だけだね」
「映画も観ます」
一応それもだと答える。
「こちらは日本映画も観ます」
「成程な、日本のものもか」
「中々素晴らしい趣があるかと」
「日本の文化は独特だね」
バロアもこう答える。尚彼も外交官として日本にいたことがある。
「一度触れると忘れられないものがあるよ」
「はい、本当に」
「そうだね。それで他の趣味は」
「そう言われますと」
アンリエッタは淡々と述べていく。表情もそうした感じだ。
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