暁 〜小説投稿サイト〜
クール=ビューティーだけれど
第一章
[2/2]

[9] 最初 [2]次話

「よく聴きます」
「ふむ。いい趣味だね」
「そう仰って頂き何よりです」
「他の趣味は何かな」
「他は特に」
 アンリエッタの返答は終わった。
「ありません」
「読書と音楽だけだね」
「映画も観ます」
 一応それもだと答える。
「こちらは日本映画も観ます」
「成程な、日本のものもか」
「中々素晴らしい趣があるかと」
「日本の文化は独特だね」
 バロアもこう答える。尚彼も外交官として日本にいたことがある。
「一度触れると忘れられないものがあるよ」
「はい、本当に」
「そうだね。それで他の趣味は」
「そう言われますと」
 アンリエッタは淡々と述べていく。表情もそうした感じだ。
[9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ