―挑戦状リターンズ―
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名は体を示しまくりであるその名の通り、ロード・ウォリアーの補助兵装となる。
「チューニング・サポーターの効果で一枚ドローし、アームズ・エイドの効果によってロード・ウォリアーにアームズ・エイドを装備する!」
さあ、もういい加減メインフェイズを……いや、このデュエルを終わらせよう。
ロード・ウォリアーにアームズ・エイドが装備され、攻撃力が1000ポイントアップする。
「バトル! ロード・ウォリアーで、ギルフォード・ザ・ライトニングに攻撃! パワーギア・クロウ!」
元々、ロード・ウォリアーの攻撃はクロウ。
アームズ・エイドが装備されたことによって、更にその威力は跳ね上がる!
五階堂LP2900→1700
「ええい……! だがまだまだだ!」
「いや、終わりだ。アームズ・エイドの効果を発動! 装備モンスターが相手モンスターを破壊した時、破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える!」
ギルフォード・ザ・ライトニングの元々の攻撃力は2800。
新しくもらったとかいうギルフォード・ザ・ライトニングが墓穴を掘ったな……!
ロード・ウォリアーによって裂かれたギルフォード・ザ・ライトニングが、主である五階堂の下へ倒れ込んでいく……
「う、うわあああっ!」
五階堂LP1700→0
デュエルが終了したことにより、ロード・ウォリアーと装備されたアームズ・エイドが消える。
いつもなら決着後のセリフが入るところだが、今はそんなことをしている場合ではない。
悲鳴を出した万丈目のところに行かなければ……!
「どけ五階堂! 万丈目のところに……」
「その必要は無い」
ザッザッと草を踏みしめながら、五階堂がいた方向から人が歩いてくる。……いや、人、などというぼかした言い方はすまい。
「……万丈目」
万丈目準が、いつも通りに傲岸不遜な感じで歩いてくる。
別に変なところは見当たらない……一つを除いて。
万丈目が今着ている制服は、ノース校の制服である漆黒の制服ではなく、純白のオベリスク・ブルーの制服。
今までデュエルしていた五階堂と同じ服……!
「……万丈目、何なんだその白い制服」
「フハハハ、やはり俺様には高貴な白色が似合う! つまり、そういうことだ」
……言葉のキャッチボールをしろ、万丈目。
そんな文句を言う前に、万丈目はその白い制服をマントのようにたなびかせて背後を向いた。
「さあ、行くぞ五階堂!」
「はい万丈目さん!」
万丈目は、そのまま自分の住処であるオシリス・レッド寮に歩いていき、倒れていた五階堂も起き上がってついて行った。
万丈目は嫌いな後輩として、五階堂は変わってしまった先
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