第三章
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直撃を受けたガードマンは立っていた。そして機械音でこう警官達に言って来た。
「攻撃確認、攻撃確認」
「おい、無傷かよ」
「何ともなってないぞ」
「バズーカ受けたのに平気かよ」
「どんだけ頑丈なんだよ」
これには警官達も唖然となった。しかも。
ガードマン、他のものも含めて警官達に手に装備しているマシンガンを向けてきた、彼等はそれを見てすぐに言い合った。
「おい、まずいぞ」
「こっちの攻撃は効かないんだぞ」
「しかも向こうのマシンガンはやばい位に強いぞ」
「一体で十人の強盗団を蜂の巣にしたんだぞ」
その強さはあまりにも有名になっている。
「このままじゃ俺達もな」
「やばいな」
「やられるぞ」
これは駄目だと主tt、それでだった。
彼等はガードマン達が攻撃を仕掛ける前に装甲車に乗り込みその場を逃げ出した。間一髪といった感じで怪我人を出すことなく撤退できた。
しかし作戦は失敗した、それで作戦会議に入ったのだった。
「これは仕方ないな」
「ああ、バズーカで駄目だとな」
「もう徹底的にやるしかないだろ」
「潰すしかないな」
ガードマンごとアジトを完全に潰すことにした、それでだった。
空からヘリ、しかも重装甲の軍の攻撃ヘリからナパームを放ってそれでアジトごと焼き払おうとした、だがここでもだった。
ガードマン達はマシンガンどころかミサイルまで出してその攻撃ヘリに対空攻撃を浴びせる。これにはだった。
ヘリの方もどうしようもなく撤退する、幾ら装甲があっても相手の威力が違い過ぎた。
流石にこれでは打つ手がなく警察も企業側に対策を聞く。だがそれでもだった。
「あのロボットはそれこそ何をしても」
「破壊出来ない?」
「我が社の自信作です」
本来ならここでは胸を張らないが企業側は自負を以てそうした。
「そうおいそれとはです」
「しかしシンジケートのアジトを護っていて困ってるんだ」
犯罪者に悪用されているというのだ。
「このままでは奴等が地下道なり何なりから逃げる」
「それでは核攻撃でも」
「馬鹿言え、環境にどんな影響が出る」
それは論外だった。
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