赤と青
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考を中断させる露骨な心理攻撃を!!)
制限時間がせまる。
「あ、赤だ!」
「…………」
「あ、当たった?」
「んー、残念。はずれ」
「え、ええ〜っ。だってさっきの爆弾の話じゃ赤だって」
「私、爆弾の話はしたけど、赤か青のどっちが正解かって話まではしてないよ」
「くっ、たしかに。……じゃあ、いま高木さんが穿いている下着の色は……」
「青だよ」
「ああ……」
もしも正解して下着を見せつけられたら、どうなっているかと思うと、はずれたことが悔しくもあるが、よかったとも思う西片くんであった。
「訊かないの?」
「え?」
「ほんとうに青なのか、訊かないの? 実際は赤なのに私が嘘をついてるかも知れないよ」
「高木さんはそういうことをする人じゃない。と思うから」
「うれしい! 西片は私のことを信じてるんだね」
「そ、そりゃあそうさ」
「私のことを信じてくれたお礼に、見せてあげる」
「フハッ、な、なんだって、高木さん!?」
「ほら、よ〜く見て……」
高木さん西片くんの目の前で、ゆっくりとスカートをたくし上げる。
「…………」
健康的な太ももの、そしてその上の股間が見えそうになるギリギリの瞬間で高木さんの手が止まった。
「高木さん?」
「これ以上スカート上げるのは恥ずかしいよ」
「そ、そんな!」
「西片がしゃがんで。そうすれば、見れるでしょ」
「う……」
たしかに今の高木さんの状態なら、少しかがめば丸見えだ。
だがそれは、それはあまりにもこちらが破廉恥で変態的な行為をすることにならないだろうか。少なくとも西片くんはそう思った。
だが、見たい。
高木さんのスカートのなかを、下着を見たい。
「しゃ、しゃがむね」
「うん」
ゆっくりとかがむと、西片くんの目に高木さんの秘所を隠す青い布地がはっきりと映った。
「あ、青だ……」
「そうだよ、青だよ」
フリルもついていない、飾り気のない厚手の青いパンツだ。
そこいらのアイドルよりもはるかにかわいい高木さんが穿くには地味すぎる感じがしたが、それがかえって興奮した。
心臓の鼓動が高まり、息が荒くなる。
身体の一部に血液が集まり、急速にかたくなる。
(やばい、我慢できない!)
西片くんはズボンの上から自分の分身を握りしめた。充血したそれは激しく興奮しており、刺激を与えないとおかしくなってしまいそうだ。
だがそれは、そうすることは『次』への欲望をうながすことになる。この場で思う存分に肉棒をしごきたいという欲望を。
「えいっ」
「うわっ」
裾を持ったままの高木さんの手が上がり、スカートをいっきにたくし上げた。おへそまで見える。そう思った西片くんの視界に入ったの
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