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転生とらぶる
ペルソナ3
1908話
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ば、ハイレグアーマーという言葉に反応したゆかりは、色々と弄られていた可能性があるだろう。
 そして宮本は、元々ゲームとかそういうのにはあまり興味がないらしく、ハイレグアーマーという単語を聞かされても、軽く首を傾げるだけで再び勉強に集中していく、
 ハイレグアーマーか。……ゆかりが着ている光景は俺も見てみたいんだけどな。
 タルタロスで見つけたハイレグアーマーは、今も俺の空間倉庫の中に入っている。
 桐条グループに預けようかとも思ったのだが……ああ、でも折角桐条が俺の部屋に来たんだから、いっそ今日桐条に持っていってもらうのも面白いか?
 一瞬そんな事を考えるが、そのような真似をすれば確実に処刑されてしまうだろう。
 出来ればそんな事は避けたい以上、止めておいた方がいいか。

「じゅーんーぺーいー……どうやら。勉強の教え方が、随分と優しかったのが悪かったみたいね。下らない事を考えられないように、もう少し厳しくする必要があるみたいね」
「え? あ、いや、その……」

 哀れと言うべきか、順平は自分が口にした内容で思い切り追い込まれる事になってしまう。
 助けを求めるように周囲に視線を向けるが、それに関われば間違いなくこっちにもとばっちりが来る。
 そうである以上、俺に順平を助けるような真似は出来ず……

「宮本、こっちで単純な計算ミスしてるぞ。だからここからおかしくなっている」
「ん? ああ、ここで間違ってたのか。どうも数字が合わないと思ったら」
「ちょっ、おい、アクセル!? ここで俺を見捨てるとか、どういう事だよ! お前も……痛っ!」

 何かを言おうとした順平だったが、それを最後まで言わせずにゆかりが持っていた定規で順平の手を叩く。

「ほら、順平。今までは優しく教えてあげたけど、ここからはしっかりと教えてあげるわね。嬉しく思いなさい?」
「ちょ……ほ、ほら。ゆかりッチ。さっきのは軽い冗談。冗談なんだってば。だから、な? 分かるだろ?」
「残念ながら、私には順平が何を言ってるのか分からないわ。分かるのは、しっかりと勉強を教える必要があるという事だけね」

 満面の笑みを浮かべているその様子は、とても善意だけでそう思っている訳ではないのは明らかだ。
 ……まぁ、ゆかりを怒らせた順平が悪いんだし、その辺は自業自得と思って貰おう。
 ともあれ、そんな風に勉強を進めていき……やがて外も暗くなる。
 時計を見ると、既に7時近い。
 うん、何だかんだで結構勉強したな。
 順平を始めとした三馬鹿トリオの面々は、既に息も絶え絶えといった様子だ。
 特に酷いのが、順平だろう。
 ゆかりを怒らせた事もあって、まさにスパルタ教育! と言わんばかりに厳しい授業が行われていたのだから。
 順平が馬鹿な間違いをしたり、集中
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