逆鱗、そして後始末
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まま、この事件は掘り下げない方がいいと判断を下す2人。踏んだり蹴ったりのアメリカは、これ以上ちょっかいを出してくる事は無いだろうし、こちらとしても追撃は考えていないのだ。
「それで?例のアメリカの新型艦娘はどうすんだ?」
「それがなぁ。今更アメリカに帰りたくもないし、日本に向かいたくもないって喚いてるらしい」
頭が痛い、とばかりにこめかみの辺りを抑える提督。刑事も、提督のジゴロな部分は知っている為、『またいつもの奴か』と思ってはいても顔には出さない。
「気を付けろよ?痴情の縺れで刺し殺されても、俺は捜査してやる気はねぇからな」
刑事の皮肉に対して、提督は渋い顔でこう答えた。
「安心しろ、もう刺された」
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