暁 〜小説投稿サイト〜
提督はBarにいる・外伝
逆鱗、そして後始末
[4/4]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
まま、この事件は掘り下げない方がいいと判断を下す2人。踏んだり蹴ったりのアメリカは、これ以上ちょっかいを出してくる事は無いだろうし、こちらとしても追撃は考えていないのだ。

「それで?例のアメリカの新型艦娘はどうすんだ?」

「それがなぁ。今更アメリカに帰りたくもないし、日本に向かいたくもないって喚いてるらしい」

 頭が痛い、とばかりにこめかみの辺りを抑える提督。刑事も、提督のジゴロな部分は知っている為、『またいつもの奴か』と思ってはいても顔には出さない。

「気を付けろよ?痴情の縺れで刺し殺されても、俺は捜査してやる気はねぇからな」

 刑事の皮肉に対して、提督は渋い顔でこう答えた。

「安心しろ、もう刺された」
[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ