ep13 痛みに次ぐもののために
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のは仕方のないこと。だからこそ、我々は非道だと言われようが未来のために確固たる意志を持って戦うのだ」
それが分からない人間はアロウズにはいらないし、部下であってほしくもない。ジニン大尉は本気でそう思っていた。
脳裏に妻の顔が浮かぶ。だが、反政府勢力の爆発テロに巻き込まれて死亡した彼女は、今は記憶と写真の中でしか笑うことができない。
自室に入ったジニン大尉は、自分に言い聞かせるように小声で、しかし重みのあるトーンで呟いた。
「変えてみせるさ。私はもう、容赦はしない……」
終
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