第三章
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だった。その下校中の少女達を見ながらだ。彼は用意した席に座りながら共にいるガイドに言った。
「奇麗な娘達ですね」
「そう思われますか」
「趣味ではないですが」
ここでもだ。彼の同性愛が出た。しかしだからこそだった。
「客観的に見られますね。私はどうしても筋骨隆々の男性が好きで」
「そちらの趣味の方なのですね」
「実はそうなのです」
その通りだとだ。彼は少女達を見ながら答える。
「ですから目の前の彼女達もです」
「特に思われませんか」
「好意の対象としては。ですが」
「それでもですか」
「美の対象としては見られます」
それならばだというのだ。こう話してだ。
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