remember memory
ep.0002 remember memory 騎城&七草 前編
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での俺を掴み、飲み込もうとしていた。
そして、その鬼が俺にこう告げた。
『生きている人のほうがもっと楽しいぞ。』
その言葉を聞いて俺は引きつった狂気の笑みを浮かべ、ユラユラと路地裏から出てくる。
不意に目に入ったのはいつもいつもこの近辺でパンを売る悪徳商人だ。
俺はその後、しばらくの記憶がざっくりと飛び、次に記憶に焼き付いたのは辺り一面に広がるおびただしい量の血液と、元々は人だったであろう肉塊だった。
その時俺は悟った。
俺はもう普通の人でいられなくなってしまった。
だが、そんな後悔はすぐに消えた。
そして湧き上がった感情は......。
『どうせ壊れるなら、もっと無様になろうが同じだ。』
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