第141話
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
!」
「レインバレット!ブラッディブレイズ!!」
リースは法剣の刃を飛び回らせ、レンは敵の頭上からエネルギーの弾丸を降り注がせた後双銃を華麗に連射してバラを刻み込んで敵に反撃の隙を与えなかった。
「聖なる意思よ、我に仇為す敵を討て!ディバインセイバー!!」
そして二人の攻撃が終わると詠唱を終わらせたアニスが聖なる落雷を落とす上級譜術で追撃し
「これで決める……!―――アクセル!」
フィーは多くの分け身を作った後分け身と共に次々と攻撃を叩き込んだ後敵を包囲し
「シャドウ――――ブリゲイド!!」
「―――――!!!??」
止めに分け身達と共に一斉に襲い掛かって無数の斬撃を叩き込んだ!フィーが放った神速の連続攻撃によるSクラフト―――シャドウブリゲイドによるダメージに耐えきれなくなった敵はグリモアの姿へと変身し
「うふふ、これで終わりよ!」
止めにレンが双銃による狙撃で止めを刺した!
「敵の撃破を確認。戦闘終了、だね。」
「うふふ、レン達の”小手調べ”の相手としてはちょっと物足りないくらいね。」
敵の撃破を確認したフィーは静かな表情で呟き、レンは小悪魔な笑みを浮かべた。するとグリモアが消えた場所に封印石が現れた。
「封印石、ですね。」
「状況を考えれば先程の人物か、その人物に関連する人物が封印されていると思われるのですが……ソフィ、先程の”グリモア”が変身した相手に見覚えがあったようですが、彼は何者だったのですか?」
「……セルディクは私の”誓いの友”の一人――――リチャードの親戚だったけど、国王になる為に今の私の祖国―――”ウィンドル王国”でクーデターを起こして、リチャードのお父さんを殺した上リチャードも殺そうとした人。けど、運よく生き逃れたリチャードが私達を含めたリチャードに味方する人達に負けて、最後はリチャード自身の手で討ち取られた。」
「……あの。もしかしてソフィさんが仰っている”リチャード”という人物は……」
「もしかしなくても王族の人〜?」
封印石の登場にアリエッタは静かな表情で呟き、考え込んだ後質問をして来たイオンの問いかけに答えたソフィのとんでもない答えにその場にいる全員が冷や汗をかいて表情を引き攣らせた後リースは驚きの表情でソフィを見つめ、アニスは目を輝かせてソフィに訊ねた。
「うん。リチャードはセルディクを倒した後ウィンドル王国の王様になったよ。」
「へえ……意外過ぎる人脈だね。」
「うふふ、そして今倒した人がそのクーデターの主犯という事は、あの封印石の中にいる人物はその”リチャード”という人物の可能性が高そうね。」
ソフィの答えを聞いたフィーは目を丸くし、レンは興味ありげな表情で封印石を見つ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ